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[試合速報と談話]2022.4.22

武居由樹! 後楽園ホールに衝撃が走った!

 元K-1ワールドグランプリ・スーパーバンタム級王者の武居由樹(25=大橋)が22日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.87」のセミファイナルに出場。スーパーバンタム級10回戦で同級16位の河村真吾(31=堺春木)と対戦した。

 ボクシングに転向後、ここまで3試合連続初回KO勝ちしている武居の強打が爆発したのか?それとも大阪から乗り込んできた河村が意地を見せたのか? サウスポー同士の一戦に視線が注がれた。
武居由樹!2R1分22秒TKO勝利
 元K-1ワールドグランプリ・スーパーバンタム級王者の武居のボクシング転向4戦目。相手は、大阪から参戦の河村。サウスポー同士による一戦は、初回、河村がガードを固めながらジリジリと距離を詰めるが、武居は足を使いながら距離を取ると右フックを好打。鋭い踏み込みから左ボディフックを差し込んだ。試合が決まったのは2回。武居は河村のパンチをボディワークでかわすと、飛び込んで右フックをジャストミート!  後頭部を打ちつけた河村を見て、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。武居が戦慄のKO勝ちで4勝目を挙げた。河村は担架で運ばれた。
大橋ジム陣営
■武居由樹(25=大橋)のコメント
「プラン通りに戦うことができた。初回は無理に攻めないでいこうと思った。できれば(得意の右フックではなくて)他のパンチで倒したかった。前戦は強引に倒しにいったので、今回はそれをやめようと思った。倒すことができてひと安心。これからも決まった試合を勝っていく。」

■八重樫東トレーナーのコメント
「ボクシングのスキルが著しく上がっている。真っ直ぐのパンチ(ストレート)が当たるようになったのでフックが活きた。今日はジャブもよく当たった。ボクサーは、ワンツーが打てないとダメ。練習では出せるようになってきたので、それを踏まえた上で(出せれば)右フックがもっと生きるようになると思う。」

■大橋秀行会長
「スパーリングでバッタバタ倒しているので、8オンスのグローブだとこうなるだろうと思った。ディフェンスも良くなり、人が変わったように強くなっている。次戦はまたお楽しみに。」
衝撃の右フック

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