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[WBAランキング]2022.2.1

WBA日本人スーパーチャンピオンの動向に注目!

 WBA(世界ボクシング協会)が1日、最新の世界ランキングを発表した。昨年より、世界チャンピオンの乱立解消を進めてきたWBAは、1階級1チャンピオンを目指している。そのため、スーパーチャンピオンの他に正規チャンピオン(Regular Champion)や暫定チャンピオンなど、チャンピオンが複数いる階級では、上位チャンピオンの指名試合として、王座統一戦が行われている。

最強を証明する時代へ

 主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)時代が定着する中、各団体のチャンピオンは複数団体の統一、そして最終的には、4団体統一を目指している。

 WBAには現在、3名の日本人世界チャンピオンがいるが、ミドル級・村田諒太(36=帝拳)、バンタム級・井上尚弥(28=大橋)、ライトフライ級・京口紘人(28=ワタナベ)らは、いずれもスーパーチャンピオン。最上位のチャンピオンに君臨している。

村田諒太(帝拳)

 コロナ禍の影響で、昨年末の試合が延期となった村田とIBF王者ゲンナディ・ゴロフキン(39=カザフスタン)による2団体統一戦は、4月中の開催を目指して、両陣営が協力し調整している。

井上尚弥(大橋)

 年内に4団体統一完了を目指しているバンタム級の井上は現在、WBAと IBFの王座を統一している。井上の対戦相手候補として、度々名前が挙がるWBO王者のジョンリエル・カシメロ(31=比)は、4月下旬に指名挑戦者のポール・バトラー(33=英国)を相手に王座防衛戦を行うため、WBC王者ノニト・ドネア(39=比/米)との3団体王座統一戦が次戦の最有力候補だが、この階級は井上を中心に、注目度とファイトマネーが上がっているので、マッチメイクは流動的。コロナ禍の影響もあるので、最新ニュースは要チェック。

京口紘人(ワタナベ)

 ライトフライ級は、スーパーチャンピオンの京口の怪我の回復が遅れているため、正規王者のエステバン・ベルムデス(26=メキシコ)との王座統一戦は延期。ベルムデスと前王者カルロス・カニサレス(28=ベネズエラ)のダイレクトリマッチの勝者が、京口と王座統一戦を行う。


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