4選手、計量1発クリア!

　明日31日に日本武道館で開催されるダブル世界タイトルマッチの前日計量が30日、都内TBS特設ステージにおいて公開形式で行われ、4選手ともにリミットいっぱいで1発クリアした。
　計量後、4選手は明日に向けて意気込みを語った。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ
王者・亀田 興毅(亀田)
計量:53.5kgでクリア
「計量が終ってほっとしている。暑い時期の減量はいつもより負担がかかるが、調子はいい。明日は練習の成果を出し切るだけ。バーンとKOで倒して、夏休み最後に最高の試合を見せる」。

挑戦者・同級7位
デビッド・デラモラ(メキシコ)
計量:53.5kgでクリア
「100%準備が出来た。チャンスを与えてくれた亀田に感謝したい。プレッシャーも感じていない。明日は新しいチャンピオンを知るだろう」。

WBA世界Sフライ級タイトルマッチ
王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)
計量:52.1kgでクリア
「準備は万全。調子も非常に良い。クレバーな試合をしたい。この試合の後、バンタムに行く可能性もある」。

挑戦者・同級7位
清水 智信(金子)
計量:52.1kgでクリア
「今回は減量もなく、いつもより楽。十分休養も取ったので体調も万全。カサレスは巧く老獪だと思うが、あれから(内藤戦)自分も経験を積んだ。3度目の正直で絶対に勝ってチャンピオンになる」。
　なお、懸念されていた承認問題は、WBAから正式に認可がおり、これに伴いWBAフライ級4位の清水は今回、新たにスーパーフライ級7位にランクされた。