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[意気込み]2022.1.9

北の国から2022。下克上!

 北海道畠山ボクシングジムは、地方ジムのハンデをものともせず、全国各地に乗り込み強豪と拳を交えている。

 元日本ライトフライ級王者の畠山昌人会長も現役時代、後楽園ホールで格上相手に勝ち上がり、北海道のジム所属初の日本チャンピオンに輝いた。畠山会長は「対戦相手が見つからないような強い選手の試合のオファーは、ほとんどうちに来ていると思う。傍から見れば完全に噛ませだと思われているのではないか。でも、これがうちの基本スタンスでハンデだとは思っていない。10-0で負ける試合は組まないが、勝てるチャンスが3割あれば受けるし、もちろん毎回勝ちにいっている。タイミングさえあればどんどん戦っていく」と言葉に力を込めた。

 北の大地で頂点を目指す選手を紹介していく。
ランカーを目指す東祐也(22)
 ジムのエース格である東祐也(22)は、2017年6月に札幌でデビューした後は、後楽園ホール、愛知、兵庫、岡山、大阪のリングに上がりA級まであとわずかだ。過去には木村蓮太朗(駿河男児)や前田稔輝(グリーンツダ)といったホープとも対戦している。「前戦(大久祐哉=金子)は勝たないといけない試合だった(引き分け)。自分はチャンピオンを目指している。そろそろアマチュアキャリアのある選手にも勝っていきたい」と拳を握りしめた。

 打たれても常に前に出続けるファイタータイプで、豊富なスタミナを活かした激闘型だ。
左:荒木広大(22)
右:長尾リンダマン(17)
 昨年デビューした荒木広大(22)は、敵地大阪で2勝(2KO)した。高校までテニスをしていた荒木は、東の紹介で19歳でジムに入門。「最初はプロになる気はなかったが、東の活躍を見ていて」と、22歳でプロボクサーになった。

 今年は新人王トーナメントにエントリーする予定だ。打たれても気持ちで負けず倒し返すパンチ力が魅力だ。

 高校生ボクサーの長尾リンダマン(17)は、不良漫画「クローズ」に出てくる最強キャラクター「リンダマン」からリングネームをつけたが、昨年12月のデビュー戦では涙を呑んだ。「最初から負けてしまい、『リンダマン』に傷をつけるのも無礼かな」と本名で戦うことも検討しているという。

 長尾は、父に連れられて小学6年でジムに入門。「サンドバッグを打っていたら楽しくて」とすぐにのめり込んだ。気持ちを前面に押し出したファイトが印象的だった。「全国どこでも声がかかれば行きたい!」と気合い十分だ。
新人王戦に出場予定の池田圭佑(36)
 36歳の池田圭佑は、今年の新人王トーナメントに参戦予定で約3年ぶりに復活する。今年10月の誕生日でボクサー定年37歳を迎える。自衛官ボクサーの池田は、神奈川県横須賀市に転勤し3年間務めた後、再び地元の札幌に戻ってきて昨年12月にジムワークを再開した。

 池田は「向こうでも練習をしていたし、ジムに動画を送るなどコミュニケーションを取っていた。ボクシングを続けたいのでラストチャンスにかける。活躍することで北海道でボクサーを目指す人が増えたらと思う」と抱負を語った。
元スキージャンパーの黒川暁稀(25)
 デビュー戦が待ち遠しい黒川暁稀(25)は、元スキージャンパーという異色の経歴を持つ。黒川は、小学4年から大学4年までスキージャンプをしていて、大学時代に下半身強化のためにボクシングトレーニングを取り入れていた。スキーを引退し一般企業に就職していたが、畠山会長に背中を押されてプロボクサーになることを決意。余市町から車で1時間30分かけてジムに通っている。

 スキージャンプで培った瞬発力が武器で、畠山会長は「バランスが良くてパワーがある」と期待を寄せている。
2022年はランキング入りを目指す!
 氷点下7℃の極寒の中、選手たちは毎朝、滑りやすい道を気をつけながらロードワークをしている。「転ばないように走っているので、下半身強化にもなるしバランスも鍛えられる」(畠山会長)

 畠山会長は「今年でジム創設8年目。そろそろ日本ランカーを誕生させたい。まずは東が先陣を切ってランク入りしてほしい。荒木と池田も全日本新人王になればランカーになる。うちのジムは全員気持ちが強いので、全国どこでも戦って結果に結びつけます」と2022年の飛躍を誓った。

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