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[記者会見]2021.11.15

矢吹正道と寺地拳四朗! 再戦に合意

 真正ジムの山下正人会長と、緑ジム松尾敏郎会長、BMBジムの寺地永会長が15日、大阪市内のホテルで記者会見を開いた。

 9月22日(水)に行われたWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチでバッティング騒動が持ち上がっているが、WBCから王者の矢吹正道(29=緑)と前王者の寺地拳四朗(29=BMB)に再戦指令が届き、両陣営が合意に達したと発表された。

 拳四朗の進退を確認した上で、来年の春にダイレクトリマッチを行う予定で拳四朗は、一昨日から練習を再開していて、今月中には進退に関する会見を開く意向を示した。
10月にはWBCから再戦指令が来ていた
 会見の冒頭、試合をプロモートした山下会長によると、10月中にWBCから日本ボクシングコミッション(JBC)に再戦命令の手紙が届き、11月10日(水)に再度、WBCのマウリシオ・スレイマン会長から再戦に関する手紙が届いたという。WBCの役員で試合ビデオで検証した結果、9ラウンドのバッティングと、約4年間に渡り拳四朗がチャンピオンだった功績を踏まえたことが直接再戦の理由。
「JBCはしっかりとしてもらいたい」
 松尾会長は、10月29日(金)にJBCの成富毅本部事務局長に電話で問い合わせしたところ、「矢吹選手がチャンピオンですから選択防衛戦を行ってください。WBCから再戦命令は来ていません」と回答があったことを明かした。それを受けて地元名古屋のテレビ局やスポンサー集めを始めたという。

 しかし、山下会長から再戦命令が出ていることを知らされた。11月8日(月)寺地会長と辻口信良弁護士による共同記者会見が行われ、その2日後の10日にJBCから松尾会長に拳四朗との再戦の話が来たことを明かした。松尾会長は「今のコミッションの体たらくが問題。協会はしっかりとした対応を取ってもらいたい」と訴えた。
「故意のバッティングと言われるのは心外」
 9月22日に行われた試合で、試合後に9ラウンドに寺地が右目上をカットしたのは故意のバッティングではないかと騒動になり、寺地陣営は弁護士を通じてJBCに質問状を送付。JBCは故意ではないという回答が出されたものの、納得がいかず11月8日に記者会見を開いた。

 松尾会長は「うちの選手があんなに素晴らしい試合をしてくれた。バッティングに関してその場で言われるのなら納得もするが、後になって故意のバッティングだと文言が出てきた。命がけで戦った選手に対し、故意だと言われて『はい、そうですか』というわけにはいかない。うちの選手のためにもその言葉は撤回してもらいたい」と故意のバッティングと言われたことに関しては納得がいっていない。

 再戦に関しては指令が出たら、元々受ける意向だったようで「矢吹は三重県出身だが名古屋で試合をさせてあげたい。山下会長に『名古屋で試合をさせてよ』と交渉したい」と早くもけん制した。 
再戦に関する詳細はこれから詰めていく
 山下会長は「故意のバッティングだと騒がれて矢吹選手も心境的に傷んでいる。すべてにおいて回答が遅いJBCに対し、選手の生命を預かっていることはわかってもらいたい」と語気を強めた。
「再戦で決着をつける」
 続けて、寺地会長が9ラウンドのバッティングに関する経緯を説明した。寺地会長によると10月5日(火)に辻口弁護士を通じてJBCに質問状を発送した。その後10月27日(水)にコミッションから返信があった。11月8日に記者会見を開き、11月10日にJBC成富本部事務局長から連絡があり、「11月9日にWBCから再戦命令が来た」と言われたという。「10月中にはWBCから再戦命令が出てきて、我々が会見を開いてからJBCから連絡が来た。つじつまが合わない証拠が出てきたのでコミッションがどう答えるのか」と不信感を募らせた。 

 9ラウンドのバッティングに関する件に関しては「考え方は変わらない」と話したが「ただ、再戦命令が出たので矢吹選手と拳四朗が素晴らしい試合ができればと思う」と語った。 

 WBCによる最新の世界ランキングでは、チャンピオンが矢吹正道(緑)で寺地拳四朗(BMB)は1位となっている。
 

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