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[海外試合情報]2021.10.23

初代WBCブリッジャー級王座決定戦

 カナダ・モントリオールのオリンピック・シアターで22日(日本時間23日)に開催されたWBC(世界ボクシング評議会)の新階級、ブリッジャー級(リミット224ポンド=101.6kg)の初代王座決定戦。同級1位のオスカル・リバス(34=コロンビア)と、同級15位ライアン・ロジッキ(26=カナダ)が初代王座を争い拳を交えた。

リバスが初代ブリッジャー級王者
 約8kg差で行われることになったWBCの新階級ブリッジャー級王座決定戦。両選手ガードを固めパンチの交換をしていた初回終了前、リバスが左右フックでロジッキの膝を揺らせた。その後は、ロジッキが攻勢に出て5回終了間際には、逆に左フックを決めるなど体格差を見せない攻防を繰り広げた。終盤に入るとスタミナが落ちてきたロジッキをリバスは有効打で優位に立つ。リバスはジャブでロジッキを突き放すとフックも追加すると、最終回にローブローでリバスが減点1を課されて試合は終了。3-0(115-112×2、116-111)の判定でリバスが勝利、初代WBCブリッジャー級王者となった。

 今後の初防衛戦などに注目が集まるリバスの戦績は29戦28勝(19KO)1敗。クルーザー級を主戦場とし、代役出場ながらも根性を見せ初黒星となったロジッキは14戦13勝(13KO)1敗となった。


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