谷口将隆にビッグチャンス!?

　WBO(世界ボクシング機構)は6日(日本時間7日)、WBO世界ミニマム級王者のウィルフレド・メンデス(24=プエルトリコ)と同級1位の谷口将隆(27=ワタナベ)の対戦指令を出した。10日の交渉期間が与えられ、、合意しない場合は最低入札額8万ドル(約890万円)での入札となる。

　谷口は、2019年2月にビック・サルダール(フィリピン)が保持していたWBO王座に挑戦したが判定負け。その後、昨年12月に日本王者となり今年6月に初防衛に成功している。決まればこれが2度目の世界挑戦となる。ここ数戦、テクニックに加え力強さをつけた谷口にベルト奪取の期待が高まる。

　2019年8月にサルダールからタイトルを奪ったメンデスは、ここまで2度の防衛に成功している。ディフェンス力が高く、左ストレートと右ボディを得意とする左ボクサーファイターだ。戦績17戦16勝(6KO)1敗。