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[前日計量]2021.9.21

寺地拳四朗と矢吹正道が計量をパス!

 WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が21日、京都市内で行われ、王者の寺地拳四朗(29=BMB)が200gアンダーの48.7s、挑戦者で同級1位の矢吹正道(28=緑)が100gアンダーの48.8sでクリアした。

 試合は、9月22日(水)に京都市体育館で開催される「THE REAL FIGHT」のメインイベントで行われ「カンテレドーガ」でライブ配信(視聴チケット2200円)される。

 ライトフライ級絶対王者の拳四朗が初の地元での世界戦で王者の力を示すのか?それともトップコンテンダーに上り詰めた矢吹が下克上を果たすのか?

 秤から降りた拳四朗は用意していたドリンクで喉を潤し「うまい〜!」と満面の笑みを浮かべた。水分補給した後はシャインマスカットを口に運び体力回復に努めた。

地元京都で初の世界戦

 計量後にオンライン取材に応じた拳四朗は「良い感じに仕上がった。水分を採って元気になった」と話すと、「明日は何もさせずに圧勝する」と発表会見から何度も口にしてきた言葉で9度目の防衛を誓った。
 一方の矢吹は今すぐにでもリングに上がりたいと言わんばかりの表情で気迫に満ち溢れていた。「順調に上がった。コンディションは本当に良い。明日は練習してきたことを出すだけ」と意気込んだ。

名古屋にベルトを持ち帰る!

 どのような試合を見せたいかという質問に「作戦に関することは言えない」と具体的なことには答えず「チャンピオンに勝つことだけを考えている」と悲願のベルト奪取に闘志を燃やした。
加藤健太トレーナーも勝利を確信!
 拳四朗とコンビを組む加藤健太トレーナーは「コロナが軽症だったこともあり、コンディションは問題ない。前戦は計量後のリカバリーで体重を増やしたので今回は少し抑えるように言っている」。「練習再開から3〜4日は動きが重かったが、(再開後)週末のスパーリングで調子が上がり動きが良かった。スパーリングは6月下旬から始めてこれまでで一番(スパーのラウンド数が)多い」と王座防衛に太鼓判を押した。
検診結果
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:寺地拳四朗(BMB)
血圧:138/96mm/Hg
脈拍:66/min
体温:36.9℃

挑戦者:矢吹正道(緑)
血圧:136/97mm/Hg
脈拍:101/min
体温:37.1℃

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