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[調印式]2021.9.20

寺地拳四朗と矢吹正道が77日ぶりに対面

 WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチの調印式と予備検診が20日、京都市内の病院で行われ、王者の寺地拳四朗(29=BMB)と同級1位の矢吹正道(28=緑)が、7月5日(月)の発表会見以来に対面した。

 試合は、9月22日(水)に京都市体育館で開催される「THE REAL FIGHT」のメインイベントで行われ「カンレテドーガ」でライブ配信(視聴チケット2200円)される。

 会見前に行われたPCR検査で矢吹は陰性結果だった。拳四朗は、日本ボクシングコミッションのコロナ感染ガイドラインに沿って8月下旬の陽性判明後に、陰性を証明しているためPCR検査免除となる。

「相手の一発に気をつけたい」
 先にマイクを握った拳四朗は「コンディションは良い。今回も勝つ自信がある」と12日間の延期にも問題なしを強調した。9月13日(月)の公開練習後はスパーリングを1度した後はマスボクシングとミット打ちで調整した。

 あらためて矢吹の印象を聞かれた拳四朗は「パンチがあると言われているので一発に気をつけたい」と話すと、「地元からお客さんがたくさん来てくれるので、格好いい勝ち方をしたい」と必勝宣言した。

 今年4月の久田哲也(ハラダ→引退)戦と比べて胸囲が2.7pアップした。
「自分にとって延期はプラス」
 一方、本日京都入りした矢吹は「普段の試合だと前日計量後にホテルの部屋での隔離となるが、今回はそれより前に隔離となるので勝手が違う。試合の延期はプラスになっている。もちろん勝つ自信はある」と静かに闘志を燃やした。

 77日ぶりの対面となったが、拳四朗とは一切目を合わせなかった。決戦に向けて戦闘態勢は整っているようだ。

 グローブは日本製の8オンスでグローブで拳四朗は黒色、矢吹は青色を使用する。
カンテレドーガでライブ配信!
■検診結果
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:寺地拳四朗(BMB)
身長:164.1cm
頸周:34.5cm
胸囲:85.5cm
リーチ:162.5cm
血圧:146/88mm/Hg
脈拍:67/min
体温:36.3℃

挑戦者:矢吹正道(緑)
身長:166.4cm
頸周:34.9cm
胸囲:87.0cm
リーチ:166.0cm
血圧:131/90mm/Hg
脈拍:62/min
体温:36.5℃

試合役員
レフェリー/福地勇治(日本)
ジャッジ:古田嚴一(日本)、野田昌宏(日本)、宮崎久利(日本)
立会人:安河内剛(日本)

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