別府で熱戦の予感! 小畑武尊vs木村文祐

　日本ユース・ウェルター級王者の小畑武尊(23=ダッシュ東保)と元日本ランカーの木村文祐(33=JM加古川拳)が11日、大分県別府市内のホテルで前日計量に臨んだ。

別府で3年ぶりの開催

　試合は、明日の12日(日)に大分県べっぷアリーナで開催される「DASH BOX6th別府地獄合戦2021」メインイベント、ウェルター級8回戦で行われる。

　リミットちょうどの66.6�sでクリアした両者のコメントが届いた。

小畑武尊コメント「前戦(近藤哲哉=横田スポーツ)戦では納得のいくボクシングができなかった。今、ユースチャンピオンで日本ランクも上がり(アルバイトを辞めて)周りの皆さんの応援のおかげでボクシングだけに集中できるる環境になった。コロナの中で試合が出来ない選手が多い中、自分は今年に入って3戦目で恵まれていると思う」。

　「相手の木村選手はやりにくいタイプ。狙っていないが試合の流れの中でKOができれば最高。倒してタイトル戦線に絡んでいきたい。オリンピック・パラリンピックのアスリートに勇気をもらった。自分も同じアスリートとして地元、別府にもこんなすごいアスリートがいるというを皆にアピールしたい」。

木村文祐コメント「小畑選手に勝って再びランカーに戻りたい。前戦の平岡アンディ(大橋)に続き今回もサウスポー。兄(木村元祐)がサウスポーなので兄弟でしっかりと対策をしてきた。先に仕掛けてチャンスを与えない」

セコンドに就く木村元祐コメント「こちらは小畑くんが想定しているボクシングはしない。彼のボクシングをさせない!ゴングがなった後に小畑選手はまったく意味のない対策をしてきたことに気がつくと思う」