激戦必至! 永野祐樹vs別府優樹!

　日本ウェルター級1位の永野祐樹(32=帝拳)と同級2位の別府優樹(30=久留米櫛間&別府優樹)が10日、都内で前日計量に臨んだ。

　両者は、明日の9月11日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のセミファイナルで日本ウェルター級王座挑戦権を掛けて拳を交える。

　元チャンピオン(永野は日本王者、別府はWBOアジアパシフィック王者)の2人は、2018年10月に福岡県久留米市で対戦し永野が判定勝ちしている。雪辱を誓う別府に電話取材で意気込みを聞いた。

　今年5月にOPBF東洋太平洋王者の豊嶋亮太(25=帝拳)との2冠王座戦で敗れて王座を陥落した別府だが、再起戦で日本王座挑戦者決定戦のチャンスが回ってきた。100gアンダーの66.5�sで秤を降りると「計量を終えてリカバリーしていく中で気持ちが高ぶってきた。敵地で会場の雰囲気を飲み込むつもりでリベンジする」と意気込んだ。

　サウスポー対策として感染対策に十分気をつけながら、都内のジムでマススパーリングをするなど苦手意識は払拭したようだ。

　「明日はKOすることしか考えていない。相手も倒しに来ると思うので打撃戦で打ち勝ちます!」と電話口から力強い言葉が返ってきた。

　この試合に勝って王座奪還を目指す永野は300gアンダーの66.3�sでクリアした。

　お互いの意地と意地がぶつかり合う注目のウェルター級戦。チャンピオンの小原佳太(34=三迫)への挑戦権を手にするのはどっちだ!?