田井宜広と富施郁哉が日本ユース王座決定戦!

　日本ユース・バンタム級11位の田井宜広(23=RST)と同級15位の富施郁哉(23=ワタナベ)が空位の日本ユース・バンタム級王座をかけて対戦することがわかった。
試合は、10月20日(水)に後楽園ホールで開催される「ゴールデンチャイルド.130」のメインイベントで行われる。
　関西のホープ田井と2017年全日本バンタム級新人王の富施が第4代王者を争う!

　芦屋大学ボクシング部元主将の田井は、昨年10月にデビューすると2戦目で日本ランキング入り。今年7月には元日本ランカーの田之岡条(小熊)に5回終了TKO勝ちした。

　頻繁にスイッチしながら強烈なパンチを叩き込む変則タイプだ。父・田井三晴会長との二人三脚で頂点を目指す。姫路にあるRSTボクシングジムに所属する田井は、初の後楽園ホール登場となる。

　サウスポー富施は、2019年8月に日本ユース王座決定トーナメント準決勝で前王者の石井渡士也(REBOOT.IBA)に5回負傷判定負けを喫したが、同年12月に再起すると今年7月に2020年全日本バンタム級新人王の冨田風弥(YAMAGUCHI DOJO)に勝利しランキングに返り咲いた。鋭い踏み込みからの上下の打ち分けと左カウンターでポイントを奪うテクニシャンだ。