WBAスーパーフライ級戦フランコvsモロニー3

　米国・オクラホマ州タルサのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスで14日(日本時間15日)、トップランク社がWBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級正規王座戦を開催。王者ジョシュア・フランコ(25=米)と、挑戦者のアンドリュー・モロニー(30=オーストラリア)が3度目の対戦で雌雄を決した。

　初回からフランコが右ストレートを当てれば、マロニーもボディを中心に攻めていく。その後も互いに譲らない展開が続くが7回、マロニーの右を避けたフランコがグローブをキャンバスにつけてしまい、レフェリーはダウンの裁定。しかし、次のインターバル中にダウンはスリップだったとアナウンスが入った。マロニーは手数を増やし、パンチの正確性で上回るフランコにプレッシャーをかけ追い上げを見せる。最終回にはフランコのプッシュでマロニーがダウンをするも、こちらもスリップとなり試合は終了。判定は3者ともに116-112の判定でフランコが勝利、2度目の防衛を飾った。

　因縁の対決を制したフランコの戦績は22戦18勝(8KO)1敗(1KO)2分1無効試合。返り咲きならなかったマロニーは24戦21勝(14KO)2敗1無効試合とした。