スーパーウェルター級4団体統一戦間近

　日本時間の今週日曜日18日、スーパーウエルター級の世界最強を決めるビックマッチが開催される。WBA・WBC・IBF統一王者ジャメール・チャーロ(31=米国)とWBO王者ブライアン・カルロス・カスターノ(31=アルゼンチン)が主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一を懸けて米国テキサス州で対決する。”All or nothing. “人生を懸けた決戦に注目が集まっている。

　大一番を前にチャーロは「これは私の人生で最も重要な瞬間です。 私は子供の頃からこのためにやってきました。リングの内外での私の経験は、私をこの瞬間に導きました。  カスターノはすべてを懸けてリングに上がってくるでしょう。だから、遊びはありません。 私は本当に一生懸命トレーニングしてきました。 厳しい戦いになることは分かっています。強くなれるようありとあらゆる事をしてきました」と、この試合への熱い想いを語ると「私は故郷のテキサス州が大好きで、ここで戦うのが大好きです。それは私にとってレガシーな戦いであり、準備が整いました。トレーニングキャンプ中は本当に気分が良かったです。 これまでで一番いい。私は最善を尽くしており、戦うごとに強くなっています」のベストな状態で決戦を迎えることを伝えた。

　一方、カスターノは「これは私にとって大きなチャンスです。 これは私の人生を懸けた戦いです。私は世界チャンピオンであり、チャーロも世界チャンピオンです。 最強であることを証明するチャンスがすぐそこまできました。待ちきれません。 これが私の瞬間です。 私は7月17日、私の国とラテン系のファンにとって誰もが認めるチャンピオンになります。この戦いは祖国アルゼンチンにとってボクシング史上最も大切な試合のひとつになります。私たちは主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)のベルトをかけて戦います。154lb(スーパーウェルター級)最強を決める戦いです。私のチーム、マネージャー、家族、そして最も重要なのは私にとってこの戦いは大きなチャンスです。今までで一番タフな戦いになるでしょう」と、こちらもこの試合の重要性を語ると「チャーロは素晴らしいファイターですし、それについて疑いの余地はありません。 しかし、私は仕事をするためにここに来ました。そして私は完全にステップアップする準備ができています。 私はいつも相手を追い続けるタイプのファイターです。 プレッシャーをかけ続けます。チャーロも彼のキャリアの中で最も充実している時でしょう。だからこそ、全世界で最高のスーパーウェルター級ファイターが誰であるかを決めるために私たちはリングに上がるのです」と、こちらも決戦をベストコンディションで迎えることを宣言した。