WBCライト級暫定王者決定戦ディアスvsフォルツナ

　米国・カリフォルニア州ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで9日(日本時間10日)、WBC(世界ボクシング評議会)ライト級暫定王者決定戦が開催。元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者・同級4位ジョセフ・ディアス(28=米国)が階級を上げて、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級王者・同級3位のハビエル・フォルツナ(31=ドミニカ)と拳を交えた。
 

　サウスポー同士のWBC世界ライト級暫定王座決定戦は、序盤からディアスがプレッシャーをかけると、フォルツナは足を使いジャブで様子を伺った。ディアスは3回にバッティングで左まぶたをカット、4回にはラビットパンチで減点1が課された。それでもパワーで勝るディアスは攻め込んでいくと、フォルツナも手数で応戦し終盤に突入。最後は撃ち合いを見せて試合は終了のゴング。判定は3-0(117-110、116-111、115-112)でディアスの勝利。暫定ながら2階級制覇を達成した。

　ディアスの戦績は34戦32勝(15KO)1敗1分。フォルツナは41戦36勝(25KO)3敗1分1無効試合とした。