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[引退]2021.6.26

久田哲也が引退を発表

 元WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級1位の久田哲也(36=ハラダ)が24日、自身のブログで引退を発表した。
 久田は4月24日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)でWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)に挑戦したが、判定負けを喫し2度目の世界挑戦も実を結ばなかった。
 試合後に左目の眼窩底骨折が判明し5月7日に手術。その間に進退について熟考しグローブを置く決意を固めた。電話取材に応じた久田はボクシングへの思いを口にした。
 生涯戦績:47戦34勝(20KO)11敗2分
ダメージを残す前に辞めることを決断
 久田は「長女は小学校5年生で下には2歳の双子がいます。30歳を過ぎてから格好良いパパでいたいという思いでボクシングを続けてきたが、子どもたちが大きくなっていくのでもっと子どもたちのことを考えていかないといけない。そして、最近は怪我をすることも増えてきた。ダメージを残す前にグローブを吊るそうと思った」と引退理由を明かしたが「大きな舞台を経験した後は、経験や感覚が研ぎ澄まされる。良い感覚が残っているのに辞めるのはもったいないなとも思った」と葛藤があったことを明かした。引退を決意するのに2ヶ月間かかり悩みに悩んで決断したという。
寺地拳四朗(BMB)との一戦
 3ラウンドに拳四朗にもらったジャブで眼窩底骨折した。「試合中は相手が二重に見えていた。後半は(目の調子が)良くなってきたが、それでも見えにくかった。勘で避けるしかなかった。悔いは残るが、その展開を引き寄せた拳四朗君が強かった」と話した。
「ここまで長かった」
 久田は、日本ランキングに名を連ねていたが、勝ち負けを繰り返し、なかなか抜け出せなかったが2015年5月から破竹の13連勝で日本王者、そして世界ランキング1位まで登り詰めた。
 電話口で「昔の映像を見ると負けん気が強くて、気持ちで勝っている試合が多かった。上手さはなかった(笑)。30歳を過ぎてから『どうやったら勝てるか』と相手の癖などを分析して勝てるようになった。よくここまで来ることができたと思う。常にラストチャンスだと思いながらがむしゃらにやってきた」と、これまで積み上げてきた実績をしみじみと振り返った。
17年間おつかれさまでした
 今後は、会社経営をしている兄に相談しながら新しい道を模索していくという。世界王者という夢に向かって突き進み、不屈の闘志で2度、世界の舞台に立った。世界戦のリングに上がった久田の姿が今でも目に焼きついている。
 これからの久田の活躍を心から応援したい。

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