今週末はカネロvsサンダースに7万人!

　WBC・WBO世界スーパーミドル級王座統一戦で対戦するサウル・カネロ・アルバレス(30=メキシコ)とビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が日本時間の7日、米国テキサス州で顔を合わせた。

　リングの大きさに関して「小さい」とクレームを入れていたサンダースだが、予定通りリングに上がる。そのサンダースは「30戦無敗で2階級制覇したので、世界のトップファイターであることを証明してきた」と揺るぎない自信を口にした。

　一方、カネロは「土曜日の試合に集中している。サンダースは言い訳ばかりしていたが、影響はない。リングに上がってやるべきことをやるだけだ」と淡々とコメントを残した。

　ボクシングのビッグマッチの開催が毎年恒例となっているメキシコの祝日「シンコデマヨ」(5月5日)に合わせて行われるスーパーミドル級王座統一。日本からはアンダーカードに登場する高山勝成(寝屋川石田)がWBO世界ライトフライ級タイトル戦で世界2階級制覇を目指している。7万人の観衆が予定されているテキサス州アーリントンAT&Tスタジアムに注目が集まっている。