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[海外試合結果]2021.2.14

王座交代や変則開催となった米国W世界戦

 2つの世界戦がセットされた13日(日本時間14日)米国・カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・リゾート&カジノのGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)主催興行。メインイベントのIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級タイトルマッチは、ジョセフ・ディアス(28=米)が体重超過により王座を剥奪。指名挑戦者IBF1位のシャフカッツ・ラヒモフ(30=ロシア)が勝利した場合のみ新王者と認定される変則世界戦となった。

 セミファイナルではWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者パトリック・ティシエラ(30=ブラジル)vs前WBA(世界ボクシング協会)同級正規王者ブライアン・カスターノ(31=アルゼンチン)による南米対決が行われた。

 また、ラスベガスのMGMグランドでは、前IBFライト級王者リチャード・コミー(33=ガーナ)が登場。WBA同級6位のジャクソン・マリネス(30=ドミニカ共和国)を相手にライト級超10回戦に臨んだ。

ディアスvsラヒモフはドロー判定
 サウスポー同士の対戦は、ともに左ストレートを打ち込みスタート。2回にはパワーで上回るディアスが左フックを効かせた。その後、ディアスは1発1発の重いパンチ、ラヒモフは軽い連打という構図で進んだ。中盤に突入すると運動量が減ってきたディアスに対して、ラヒモフはより動いてペースを奪っていった。8回には相打ちになるなど、ヒートアップする展開となり終盤戦に突入。再び力強いパンチを打ち込むディアスに、ラヒモフも細かくパンチをまとめ最後まで拮抗した展開でゴングが鳴った。判定は1者が115-113でディアスとしたが、残りの2者が114-114でドロー決着となり、IBFスーパーフェザー級王座は空位のままとなった。IBFランキングでは2位が空位、3位には尾川堅一(33=帝拳)がついていて、今後の展開が気になるところだ。

 2度目となる体重超過により王座を剥奪されているディアスの戦績は33戦31勝(15KO)1敗1分。全勝記録が途絶えたラヒモフは6戦15勝(12KO)1分とした。
カスターノが判定で新王者に

 サウスポーのブラジリアン王者ティシエラがリングをサークリングすれば、アルゼンチン出身の前世界王者のカスターノがプレッシャーをかける展開。距離を取り長い左ストレート、アッパーを差し込むティシエラだったが、カスターノのしつこいインファイトがより優位に試合を進め中盤までを制する。終盤に入ってもカスターノの圧力に押され右ジャブから次のパンチに繋げられないティシエラはかわしていくのがやっとの流れとなる。最終回も左フックを命中させるなど、カスティーのが攻め続けて終了のゴング。3-0(120-108、119-109、117-111)でカスターノが新王者となった。

 無敗で世界王座に返り咲きを果たしたカスターノの戦績は18戦17勝(12KO)1分。敗れたティシエラ33戦31勝(22KO)2敗となった。

コミーが強烈に倒してTKO勝利
 積極的に攻めに出たコミーが右を随所でヒットさせる序盤。対するマリナスも柔軟に身体を使い捌いていったが、コミーがパンチを振り抜き続けてペースを奪っていく。そして迎えた6回、コミーの右ストレートでマリナスがダウン。立ち上がったが、再び強烈な右をもらいロープまで吹っ飛ぶように倒されるとレフェリーストップ。6回2分35秒TKO勝利でコミーが再起に成功した。

 会場に訪れていた14ヶ月前の対戦相手、ライト級4団体制覇王者テオフィモ・ロペス(23=米)の祝福を受けたコミーの戦績は33戦30勝(27KO)3敗。敗れたマリネスは21戦19勝(7KO)2敗となった。

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