ストロング小林佑樹と比嘉大吾が対決!

　WBOアジアパシフィック・バンタム級チャンピオンのストロング小林佑樹(29=六島)が大晦日、元WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(25=Ambition GYM)を挑戦者に迎えて、東京・大田区総合体育館で2度目の防衛戦に臨んだ。コロナ禍の影響で、ストロング小林がリングに上がるのは、昨年12月22日の初防衛戦以来。一方、比嘉は今年3試合目。今年2月に1年10ヶ月ぶりの復帰戦を6ラウンドTKO勝利で飾ると10月26日には堤聖也(25=角海老宝石)と対戦しドロー。2020年をどう終えたのかーー。両者ともに真価が問われた大一番に注目が集まった。

※ストロング小林佑樹×比嘉大吾の試合は終了済み。

※試合は17時から「Paravi」でネット配信されます。
※TBSの関東ローカルで17時から録画放送されます。

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　「正直ホッとしてます」と一息ついた比嘉大吾は試合後の控え室で、オンライン会見に応じた。「前回の試合は(相手の動きを)見ていたので、体力は関係なく1ラウンドから攻めました」と積極的に仕掛けた今年最後の試合を振り返った。KO決着を決めた右アッパーに関して「狙っていたわけではないが、接近戦になると思ったので体に任せた。いい形で倒せてよかった。」と体に染みついた野性味あふれる攻撃本能を取り戻したことに自信を示した。

　今後の目標は世界王座奪還。フライ級に続いてバンタム級でも倒すボクシングでファンを魅了することを誓った。

　一方、敗れた小林は「(比嘉選手は)パンチ力はあったが、それよりもテクニックを感じた。フェイントが上手くて見えない角度からのパンチをもらってしまった。体力を削って後半勝負に持ち込もうとしたが…。」と悔しがった。