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[ニュース]2020.12.15

寺地拳四朗の処分が決定

 一般財団法人日本ボクシングコミッション倫理委員会浦谷信彰委員長は15日、JBCルール第15条、JBC倫理規定第2条、第5条及びJBC制裁規定第2条第1項3号及び5号に基づき、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(BMB)を、令和2年12月1日より3ヶ月ライセンス停止処分、制裁金300万円並びに6ヶ月の間位に通算48時時間以上の200時間以内の社会貢献活動を義務付けた。

 上記に加えてJBCは、JBC試合ルール第15条、JBC倫理規定第2条及びJBC制裁規定第2条第2項2号に基づき、BMBジムのクラブオーナーである寺地永会長を戒告処分を発表した。

※理由:クラブオーナーとして所属選手を指導監督する義務に反し、また上記記載事実につき速やかにJBCに報告する義務を負っていたにもかかわらずこれを怠った。

 拳四朗は7月19日に飲酒後、酩酊状態となりマンション敷地内に無断で侵入し他人の車を傷つけたため。このことはスポーツとしてのプロボクシングの社会的信用を著しく破損する行為である。また現役の世界チャンピオンとしてボクシング界を代表する立場にあり、かつほかの選手の模範となるべき存在であるにも関わらず、飲酒、酩酊し迷惑行為に及んだことの罪が重いとした。
WBC世界王座の剥奪の可能性は低い。
◆寺地拳四朗(BMB)の会見

「この度はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。そして、たくさんの方にご迷惑をお掛けし、大変申し訳なく思っています」

Q処分を受けて率直な気持ちは?
「今はJBCの処分を本当に真摯に受け止めたいと思っています。これからは自分自身を見つめ直して、一つずつ信頼を取り戻したい。また、そしてまた品格のある人になりたいと思いました。お酒は自分の体に合わないと思ったのでやめました」

Q確認だが、週刊誌の報道は事実なのか?
「今回の件に関しては示談も終えているので、すべてを話せる訳ではないけど、事実の部分とそうでない部分はあります。7月下旬に同級生と久しぶりに会って、そこで羽目を外して飲み過ぎて酩酊状態になって、その日は帰宅して、それから4カ月後に警察に呼ばれ「あるマンションの敷地内、エントランスホールに入ったということ、そのマンションの駐車場にある自家用車の片側を棒状のようなもので傷つけたか?」ということを聞かれました。

Qそれに関して自身の対応は?
「その時は本当に酩酊状態で…。マンションに入ったことは事実なので、先方に連絡して誠意を持って対応させてもらいました」

Q車を傷つけたことは覚えてない?
「覚えてはないです」

Q酒を飲んで記憶をなくしたのは以前もあったのか?
「ないです。その日だけです」

Q新型コロナウイルス感染拡大で試合ができなかったり、いろいろと制約があったことも影響していたのか?
「それは皆さん一緒なので言い訳にはならない。そんな状況の時に飲みに行ったこと、酩酊状態になったことを反省しています。

Q今回の件で計画されていた世界戦が白紙になり、目標としていた防衛回数の更新にも影響するが。
「準備してくれた関係者の方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。防衛記録に関しては自分の責任なので考えていないです。
Q対戦する予定だった久田選手に対しての思いは?
「準備をしていただいていたので、本当に申し訳なく思っています」

Q改めて対戦する希望は?
「今は僕の口からは言えることではないです」

Qファンに対しての思いは?
「応援してくれた皆様を裏切ってしまった形になったんですけど、その信頼を取り戻せるようにこれから努力していきたい」

Q車を傷つけた状況を詳しく
「よくは見てないですけど…何カ所か傷はありました」

Q社会貢献活動は何を?
「きょう聞いたので、何をしようとまではまだ、これから考えていきたいと思っています」
 
Qアスリートとしてはこの3カ月間、どうする?
「自粛はもちろんですが、本当にこの社会貢献というのを僕に今できることは何かをしっかり考えてそういうことに貢献して少しでも力になれればと思っています」
 
Qお酒をやめる?
「記憶がなくなるのは怖いですし、こういうことがあったというのもあります」
 
Qお酒はどれくらいのんでいた?
「呼ばれてたしなむ、というか。オフの期間にたしなむくらい」
 
Qどれくらいの量?
「おつきあいでも、呑んでも5杯」
 
Qお酒は好き? つきあい?
「つきあいの方が多い」
 
Q強い?
「普通くらいだと、、、。でも記憶が亡くなるので、強くはないのかな」
 
Qお酒はいつから?
「大学生の呑めるようになってからは、飲みに行ったりはありますが、そんなに頻繁には行かないですね」
 
Q3カ月間、今後練習は?
「まだ考えていないが、とりあえず、京都に戻る予定をしています」
 
Qライセンス停止3カ月、制裁金300万、処分についてどう思うか?
「これが重いか、軽いかは僕からは何とも言えない。与えられた処分を真摯に受け取るしかないな、と思っています」
 
Q世界王者として思うことは?
「世界チャンピオンでもこんなことがあるのはよくない。本当に恥ずかしい限りです」
 
Q報道があってから、この間はどうすごされた?
「家にいました」

Q東京の?
「はい」
 
Q自分の進退とか、今後については考えた?
「報道が出たときはすごくいろんな事を考えました。今後、どうしていけばいいか、みたいな。すごく考えました」
 
 Qそれは、やめることも含めて?
「そういうことも考えました。ただ、自分が信頼を取り戻すというか、僕にできることはボクシングしかないな、と改めて思ったし、ここでやめたら、何も返せなくなるなと考えました」

Qライフスタイルとういか、やりかたで、今後自分の中で変えていくことはあるか? 
「食事なんかは気を付けるようにしている。体重が結構増えたりはしたので、その辺の管理をしていこうとは思った」

Q試合がまだ分からないといのは、自分がちゃんとできた後に考えるということ? 
「自分の中ではいまは処分をもらったところなので。考えることはできないというか」

Q一連の反響は心に応えた?勝った時よりも騒がれた印象もあるが 。
「そうですね。試合の時より、いろいろ記事も大きかったかなと。結構応えたというのもあるし、改めてしっかりしないといけないと思った」 

Qベルトはどうするか考えは?持ち続けて防衛していきたいという意向? 

「そうですね。いまのところ剥奪とかは(ない)」 

Q練習は? 
「していない。これからいろいろ考えていく」 

Qトレーニングの自粛というか、いつごろから練習していない? 
「記事が出ると分かった時くらいから」

Q走ったりとかは 
「いまはランニングはやってる。最低限できることはやっておかないと」

Qジムワークは?
「やってないです」 

Q改めて世界王者の重みを感じていることをがあれば。
「週刊誌に載ると思ってなかったし、本当としての自覚が、いま思えば本当に少なかったのかな。と同時に、こういう記事になったということは責任感を感じている。重いものがあると感じている」
3ヶ月のライセンス停止
制裁金300万円と社会貢献活動
◆安河内剛・日本ボクシングコミッション本部事務局長

「処分内容は文書に書いてある通りで、あとは寺地選手本人が説明した通り。
本当に真摯に受け止めて反省していただいていると思う。ローカルコミッションとしての判断なので、ここで王座どうこうとかそういう話にはならない。WBCにはこの内容を先ほど報告した。ローカルコミッションで無期限停止などの処分だと、しばらく試合ができなくなるので(WBCが)王座剥奪とか暫定王座をつくるなどの圧力になるかもしれないけど、今回はある程度の期間が切られている。3カ月だし、暫定とか強権発動までにはいかないと思う」

Q、重めの処分では
「軽い重いは皆さんの判断に委ねるが、現役の世界チャンピオンであることを非常に重く考えた。示談で明らかにならないことも多く、評価の対象が限られて難しい部分はあるが、週刊誌報道で感情の積み重ねがあったりということに引きずられないように気を付けた。示談にもなっており、事件化されてはいないとはいえ、現役の世界チャンピオンの地位は重いと思うので、これぐらいの処分になった。JBCではウェイトオーバーやリング上での処分の規定は厳しく定まっているが、こういったリング外で、真相が分からないものは非常に考えづらい。本人がその処分をしっかり受け止めていただけると思っている」

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