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[試合後談話]2020.11.23

テクニシャン松岡新がメインを飾った!

 日本フライ級6位の松岡新(25=大成)が23日、兵庫県三田市総合文化センター郷の音ホールで開催された「駅近ドットコムpresents三田から世界へ.16」(1部、午後1時30分開始)フライ級8回戦でと渡邉秀行(35=DANGAN郡山)を対戦した。
 当初、元世界ミニマム級4団体制覇王者の高山勝成(37=寝屋川石田)対WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級11位の小西伶弥(27=SUN-RISE)が行われる予定だったが、小西が昨日の統一検査(PCR)の結果、陽性と判定されたため試合は中止。松岡と渡邉がメインイベントに繰り上がった。
松岡新(大成)が判定勝ち
 松岡がスピードとテクニックで上回り、福島県郡山から乗り込んできた渡邉を振り切った。サウスポー同士の一戦は、中間距離で激しいペース争いが繰り広げられたが、松岡のジャブが機能しポイントを加点。渡邉も左カウンターを決めたが追い上げることができなかった。
強い相手に勝ち少し自信がついた
 試合後の取材に応じた松岡は「相手のパンチが効いて気持ちが乱れた。アグレッシブさが足りなくメンタルも弱った。距離が遠くてやりずらかった。今日は30点の出来です」と快勝にも自己採点は低かった。
キャリアを積んでいく
 4連勝を飾った松岡は「タイトルはまだ遠いと思う。自分の課題はメンタルなのでしっかりと強化してキャリアを重ねていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

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