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[ニュース]2011.7.13

日本Sライト級新王者誕生

 12日、前王者・亀海喜寛(帝拳)が返上し、空位となった日本スーパーライト級王座を懸け、日本同級1位・長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)と日本同級2位・伊藤和也(宮田)が、後楽園ホールで決定戦を争った。
 変則スタイルで独特なリズムを刻む長瀬は06年以来2度目、国内屈指のスタミナとタフさを誇る伊藤は初のタイトル戦。試合は、序盤から激しいパンチの応酬となった。
判定の瞬間
 圧倒的な手数を誇る伊藤に対し、上体を崩しながらも様々な角度でフック、アッパーを的確に打ち込む長瀬は中盤以降、やはり伊藤の止まらぬワンツープレスに披露の色は隠せず、ロープを背負う場面が目立った。手数の伊藤か、有効打の長瀬か…。大歓声の中、試合はフルラウンドまでもつれ込み、勝敗は判定に委ねられた。
 ジャッジ2者が93-97で長瀬、94-96で伊藤と別れ、最後の1者は96-95の1ポイント差で長瀬の有効打に軍配。この瞬間、プロ10年目の長瀬が、悲願の日本スーパーライト級王座を手にした。
伊藤の会見
 試合後、惜しくも王座に手が届かなかった伊藤は、「コンディションは良かったが、長瀬選手が上手かった。がむしゃらに戦ったが、どこかで気持ちの弱さが出たのかもしれない」と、塞がりかけた右目をつむりながら試合を振り返った。
川島会長と長瀬
 一方、所属ジム初の日本王座をもたらした長瀬は「1Rは力で対抗できたが、以降はガス欠。気合で乗り切りました。言い訳になるが、1年振りの試合で感が掴めなかった。正直、負けていると思った。最後は会長やトレーナーが気合を入れてくれたおかげです」と、喜びの中にも反省の言葉。
 川島会長は「伊藤選手は手数はあったが、有効打はなかった。だから最後まで諦めずに行けと言った。長瀬はジム一番の古株。遅かったが、やっとタイトルを手にすることができた」と話し、嬉しそうに目を細めた。
同門の東洋王者・清田と
 前王者の怪我、王座返上、震災の影響により延期と、ここまで試合が5ヶ月延びたことについては「最初はショックだった。だが、気持ちを切り替えられた。今まで怪我も経験し、伸び悩んだ時期もあったが、ようやくここまで辿り着けた」と再び笑顔。今後については「まだ世界ランクにも入っていない。まずは、防衛を重ねて誰もが認めれてくれる王者になりたい。まずはそこからです」と、当面の目標に意欲を覗かせた。
拡大写真
 長瀬の初防衛戦は、10月に指名試合として、現日本同級3位(1位予定)の和宇慶勇二(ワタナベ)との試合が決定している。しかし、ここで勝利しても、来年のチャンピオンカーニバルでは、今年の最強後楽園優勝者が新王者・長瀬を狙う。
 立場が一転した長瀬を待ち受けるのは、今後も厳しい防衛ロードだが、プロ10年目、遅咲きの29歳は、自身の言葉通り、誰もが認める王者を目指す。

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