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[試合後談話]2020.9.24

浦川大将が痛烈KO勝ちで準決勝進出!

 東日本新人王予選が23日、後楽園ホールで有観客で開催され、全8試合で熱戦で繰り広げられた。ライト級4回戦では浦川大将(23=帝拳)と相澤祐貴(31=RK蒲田)が激突。2度目の新人王トーナメントにエントリーした浦川が、右カウンターでダウンを奪い勝ち上がった。
3回TKO勝ち
 ここまで4勝を挙げている浦川が実力を存分に発揮した。初回からジャブで距離を測るとワンツー、左ボディを痛打。相澤も負けじとボディにパンチを集めるが、浦川は冷静に対応すると、2回に右カウンターでダウンを演出。続く回にフィニッシュした。
ダウンを奪った右は抜けた感じ
 試合後に囲み取材に応じた浦川は「相手がガードを固めてきたので、外から打つイメージで打った。勝てて次に進めることができて良かった」と快勝に安堵の表情を浮かべた。
次も攻め切って勝つ
 昨年の新人王戦では準々決勝で敗退し、ボクシングへの意識が変わったという。「前々回の試合は、ディフェンスを意識し過ぎてほとんどパンチをもらっていないのに負けてしまった。試合後に浜田さん(浜田剛史帝拳ジム代表)や先輩から『打たれないできれいに勝とうとしすぎ』とアドバイスを受けた。それまでボクシングはスポーツだと思っていたが、競技として捉えるようになった。今日は攻めることを意識した」と右目下の傷をさすりながら笑顔を見せると、「次も攻め切って勝ちにいく。すぐに練習を再開します」と早くも次戦に目を向けた。

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