前田稔輝が世界戦のセミファイナルに出場!

　2019年全日本フェザー級新人王の前田稔輝(23=グリーンツダ)の次戦が決定! 前田は、11月3日(火・祝)にインテックス大阪で行われるWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級タイトルマッチ、スーパー王者の京口紘人(26=ワタナベ)対同級11位タノンサック・シムシー(20=タイ)のセミファイナル、フェザー級6回戦で大久保海都(22=寝屋川石田)と対戦する。
　今年8月に痛烈なKO勝ちで存在感を示した前田は、この試合を勝つとA級に昇格する。対する大久保も、敵地後楽園ホールで倒し波に乗っている。スリリングな攻防が予想されKO決着も大いにあり得る一戦だ。拳を交える両者からコメントが届いた。

　6戦目のリングに上がる前田は「世界戦のセミファイナルで試合ができることが楽しみ。相手は長身でパンチ力があるが、注目されているイベントなので、多くの人に見ていただき、前田稔輝をアピールしていきたい」とコメントした。 

　一方の大久保は「前田選手は左ストレートが速いのと距離を作るのが上手い」と相手の印象を語ると、「この試合は僕にとってピンチじゃなくてチャンス!(前田選手は)強くて注目されているので、ここで自分の強さをしっかりとアピールする」と必勝を誓った。