コロナ陽性で2度延期のヘリングが前日計量

　米国・ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで5日(日本時間6日)に開催される、WBO(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級タイトルマッチ。その前日計量が4日に行われ、新型コロナウイルス陽性により2度の延期となった王者ジャメル・ヘリング(34=米)が、同級12位ジョナタン・オケンド(37=プエルトリコ)を相手に2度目の防衛戦に挑む。

　スーパーフェザー級リミット58.9kgを王者ヘリング、挑戦者オケンドともに200g軽い58.7kgでクリアした。

　当初この世界戦は7月2日のイベントの中で決まっていたが、前日計量時のコロナ検査でへリングが陽性反応となり試合は延期となった。その後、14日に再びセットされるも再び試合数日前にヘリングの陽性が発覚。またも再スケジューリングされることになり、検査と計量クリアにより、3度目の正直で両選手の試合がようやく決行する運びとなった。試合をプロモートするのはトップランク社、中継はESPNが行う。