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[試合後会見]2020.8.3

愛のパワーで勝利を掴む!

 東日本新人王予選が3日、後楽園ホールで無観客試合として行われ、全4試合で激戦が繰り広げられた。第2試合スーパーバンタム級4回戦では寺井俊太(26=ワタナベ)と田中翔大(22=石川ジム立川)が対戦した。
 現在、プロボクシングの興行では、前日計量とPCR検査を終えた選手はホテルに滞在し、試合まで外部との接触が制限される。関東で試合をする選手はいつもなら自宅に戻るが、都内のホテルに移動し時間を過ごしている。
 付き合って2年になる彼女と長電話でリラックスできたという田中は、彼女から受けた愛のパワーを発揮することができたのか――。
田中翔大(22)が3連勝
 サウスポー田中がジャブを軸に上下に打ち分けペースを掌握。2回終了間際に寺井の右フックを浴びて腰を沈めたが、ジャブとクリンチを駆使しながらポイントをピックアップした。アウトボクシングに徹した田中が判定勝ちした。
彼女との電話のおかげでリラックスできた
 試合後、取材に応じた田中は「足を使って距離を保つことができた。相手の圧力が強くてムキになってしまったが、セコンドの指示で冷静さを取り戻すことができた」と笑顔を見せた。
 両利きの田中はプロテストを受けた時はオーソドックスだったが、石川久美子会長と食事をした際、左手で箸を持っていたことからサウスポーへのチェンジを勧められたという。田中は「次戦も会長に教わったことを出して勝ち進んでいきたい」と抱負を語った。試合後は彼女に勝利の報告をしに行ったに違いない。
左:渡辺顕也(小熊)
右:五十嵐友弘(ワールドスポーツ)
 第4試合スーパーフェザー級4回戦では渡辺顕也(30=小熊)と五十嵐友弘(26=ワールドスポーツ)が激突。五十嵐が豊富な手数で攻め立てると、サウスポー渡辺も被弾しながらも真っ向から応戦。しかし、フィジカルで勝る五十嵐が打ち勝ちポイントを加点した。
消毒作業のため会場に来ていた同門
左:内山大志と右:森朝登も勝利を喜ぶ
  初戦を突破した五十嵐は「相手が予想以上に打たれ強くて自分のペースに持っていけなかった。出入りを意識したボクシングをしたかったが、フィジカル勝負をした」と快勝にも反省の弁が口を突いた。次戦は3戦全勝(2KO)の奈良井翼(20=RK蒲田)と対戦する。五十嵐は「相手は強いが作戦を練って自分のボクシングを貫き突破したい」と意気込んだ。

 ワールドスポーツジムには寮があり、4人の選手がここに住みながらチャンピオンを目指している。五十嵐は寮生だが、他に2人(内山大志(27)がフェザー級、森朝登(23)がバンタム級)が新人王トーナメントにエントリーしている。

 この日、2人はロープやコーナーの消毒作業の手伝いのため後楽園ホールに来ていて、偶然にも五十嵐の試合を見ることができた。同じ寮生の試合を見守った森は「声を出すことができなかったので、心の中で勝利を念じた。思わず前のめりになって見ていた 」と言うと、内山は「最初に勝ってくれたので勢いがつく。自分たちも続きたい」と勝利を喜んだ。

 今回で2度目の消毒作業の手伝いを終えた内山は「慣れてきて、手際よくできるようになったが、血が飛び散るので気を付けながら作業している」と語った。
 帰り際に五十嵐は「皆で勝ち進んで年末年始も寮に残って練習したい(今回の全日本新人王決定戦は来年の2月予定)」と語り3人での新人王獲得を誓った。 

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