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[試合後会見]2020.7.30

37歳オールドルーキーの物語は続くのか!?

 東日本新人王戦が30日、後楽園ホールで無観客試合として開催。新型コロナウィルスの影響で例年より4ヶ月遅れてスタートした。スーパーフェザー級4回戦では丸岡宣男(37=高崎)がウィード太一(26=鴻巣茂野)と対戦した。
 丸岡は新人王トーナメントにエントリーしたが、コロナ禍で試合が延期となり、その間に5月の誕生日を迎えボクサー定年の37歳となった。しかし、日程延長のために本大会の出場が認められ勝ち続ければ試合に出ることができる。
 丸岡が現役を続けるためには全日本新人王を獲得し日本ランキング入りを果たすことが条件となる。37歳の丸岡はボクシングを続けることができるのか――。
丸岡宣男(高崎)はまだ戦い続ける!
 序盤から体を密着させてショートパンチの応酬となったが、丸岡が左ボディを決めてジャッジに攻勢をアピール。太一も最後まで食い下がった。採点は割れたが、丸岡に軍配が上がり接戦を制した。

 試合後に取材に応じた丸岡は「(採点が割れて)最後のジャッジのスコアを聞くまで時間が長く感じて生きた心地がしなかった。勝てて本当に良かった」と大粒の汗を拭いながら安堵の表情を浮かべた。
 コロナ禍でジムが休業中は走り込んで下半身強化に努めたという丸岡は、「ここまできたら妥協せずに練習して勝ちを求めていく。できるだけ長くボクシングを続けていきたい」とボクシングができる喜びを噛み締めて、全日本新人王という夢を追い続ける。
左:二瓶竜弥(DANGAN郡山) 右:中林稜太郎(白井・具志堅)
 スーパーバンタム級4回戦では中林稜太郎(25=白井・具志堅)と二瓶竜弥(22=DANGAN郡山)が拳を交えた。明日で25年続いた歴史に幕を下す白井・具志堅スポーツジム所属の選手として最後の試合に臨んだ中林は、手数を出して攻め込んだが、二瓶も打ち終わりにパンチを決めて譲らなかった。採点は三者三様に引き分けだったが、二瓶が優勢点で勝り次戦に進んだ。
とにかく勝ちたかった
 白井・具志堅ジム所属として最後の試合を終えた中林は「パンチが当たって手応えがあったので結果を出したかった。ジム最後の試合なので勝ちたかったが…」と肩を落とした。この日、具志堅用高会長は会場に訪れなかったが、計量前日に「リラックスして落ち着いて試合をしよう」と声をかけられたことを明かした。
 今後もボクシングを続けていくという中林は「どこのジムでやるかじっくり考えたい」と移籍先を探すつもりだ。
次も試合ができる!
 一方、引き分け優勢点扱いで勝ち上がった二瓶は「相手があんなにゴリゴリ前に出てくるとは思わなかった。(白井・具志堅ジム最後の試合なので)気持ちの強さを感じた」と相手の中林の強さを称えた。
 福島県郡山市のジムから新人王を目指す二瓶は「負けたら今年は試合が組めないと思うので、引き分けでも次に進めて良かった」と胸を撫でおろした。
山本ライアンジュシュア(ワタナベ)
 最終第8試合ライト級4回戦では、山本ライアンジュシュア(26=ワタナベ)とダイナマイト高橋祐太(34=RK蒲田)が対戦。初回に山本が左フックでダウンを奪うと、インサイドからボディを叩き攻勢。4回にワンツーでフラつかせてレフェリーストップに持ち込んだ。

 約2年2ヶ月ぶりのリングで勝利した山本は「ジャブで距離を取る作戦だったが、2回からインファイトに切り替えたのが良かった。前の試合を見ていたら無観客でいつもは聞こえないパンチ音が聞こえて緊張したが、リングに上がったら落ち着くことができた」と声を弾ませた。
 日本とフィリピンのハーフの山本は、6年前に日本に移り住むと同時にボクシングを始めた。2回目の新人王挑戦に「今年こそは絶対に新人王になりたい」と抱負を口にした。

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