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[世界戦特集]2020.3.22

中谷潤人の相手はフィリピンのボクシング一家の3代目

 新型コロナウイルス感染のニュースが世界中を駆け巡り始めた2月中旬、フィリピンの首都マニラにある名門エロルデジムで対面したマグラモ一家をご紹介しよう。

 WBO世界フライ級王者決定戦で中谷潤人(22=M.T)と対戦するジーメル・マグラモ(25=比)は、フィリピン国内フライ級チャンピオンだった大叔父の故リック・マグラモから続くボクシング一家の3代目。父は元OPBF東洋太平洋フライ級チャンピオンのメルビン・マグラモ(49)。日本でも試合をしたことがあるので、往年のファンには懐かしい名前だ。弟はライトフライ級で活躍するアルビン・マグラモ(23) プロ戦績は14戦12勝(8KO)1敗1分とあって、フィリピン国内では将来有望株の一人に挙げられている。フィリピンきってのボクサーファミリー、マグラモ家待望の世界チャンピオン誕生に期待が寄せられている。

父メルビンさんと二人三脚!

 フィリピンボクシング界の礎を築いた伝説的スーパースター故ガブリエル・フラッシュ・エロルデの次男ジョニー・エロルデ会長の下、エロルデジムから世界を目指す選手は少なくない。世界戦が決まると陣営の最初の仕事はスパーリングパートナー探し。数多くの日本人ボクサーも練習相手を求めてこのジムを訪れている。挑戦者に限らずチャンピオンも来るというのには驚いた。

ジョニー・エロルデ会長

 エロルデジムでは様々な要望に応えるために、まずビジター選手のレベルチェックをする。スピード、パンチ力、テクニック、ディフェンス力などを総合的に判断して、練習相手をリストアップするためだ。そのリトマス紙役をほぼ毎回担当するのが、他でもないマグラモなのだ。そのため、日本人選手との手合わせも多く、日本人独特の動きやリズムには慣れている。

マグラモファミリー

 寺地拳四朗(BMB) 京口紘人(ワタナベ) 田中恒成(畑中) 比嘉大吾(24) 久田哲也(ハラダ)など、日本を代表する選手の名前がどんどん出てきたのには驚いた。中でもケンシロウの印象が強かったようで「スピードとパンチがあった」と振り返った。ジーメルとスパーで手合わせしたことのある京口は「強かったですよ。でも、中谷なら仕留めるでしょ」と日本の新鋭にエールを送った。

 新型コロナウイルス感染被害の拡散防止のため、4月30日までの全てのボクシング興行は中止または、延期となっているため、この世界戦も延期される模様。新しい日程が分かり次第お伝えします。

※次回はマグラモ独占インタビューをお届けします。
 


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