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[前日計量]2020.2.8

沖縄で激戦の予感!

 ボクシングクラブナカザト初の主催イベントの前日計量が8日、沖縄糸満市内のホテルで行われ59.5kg契約10回戦で対戦する日本スーパーフェザー級13位の仲里周磨(23=ナカザト)と同級14位の粟田祐之(28=KG大和)が計量に臨んだ。試合は明日の9日に沖縄・糸満市サムシングフォー西崎で開催される「OKINAWA BOMBER FIGHT」 のメインイベントにセットされている。
冷静に戦う
 仲里はリミットちょうどの59.5kgで合格。沖縄のジムに所属する仲里だが、地元のリングはこれが2度目となる。「多くの知り合いが見に来るので少しプレッシャーを感じているが、良いモチベーションになっている」と話すと「沖縄では日本ランカー同士の試合はあまりないので、レベルの高い熱い試合を見せたい」とメインイベンターとしての役割を果たすことを約束した。
仲里対策はバッチリ
 一方の粟田は200gアンダーの59.3kgでパスした。キャリア20戦目で初のアウェー戦に臨む粟田は「東京とは計量の流れや雰囲気が違うので敵地に乗り込んできたなと感じる」と決戦が待ちきれない様子。
 「会場も満員と聞いている。最高の舞台が整ったのでKOで勝って会場を静まり返らせてから拍手をもらう」と拳を握り締めた。
左:小畑 右:濱島
 セミファイナルでは68.0kg契約8回戦で小畑武尊(21=ダッシュ東保)とチェンジ濱島(24=関門JAPAN)が激突する。濱島は400gアンダーの67.6kg、小畑は300gアンダーの67.7kgでクリアした。
大分から4時間かけて沖縄入りした小畑
 2017年西部日本ライト級新人王の小畑は「新人王時代とは違い、前に出るだけのスタイルではなくて、攻めつつもカウンターも打てるようになった。相手は長身なのでいかに懐に入っていけるかがポイントになる」と必勝を誓った。
会長を信じて戦う
 山口県下関市から乗り込んできた濱島は「相手はサウスポー特有のやりずらさがあるが、ジムの後輩に左利きになってもらい実戦練習を重ねてきた」。「関門JAPANの選手は常に熱い試合をすることを心掛けている。沖縄のファンに熱い試合を見せて、地元に良い報告をしたい」と意気込みを語った。

 元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者で今回のイベントを主催する仲里繁会長によると、会場のサムシングフォー西崎は前売りチケット700枚が完売で当日券も出ない状況だという。舞台は整った! 沖縄のリングでの熱い戦いを期待せずにはいられない。

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