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[海外試合結果]2019.12.8

WBC正規&WBA暫定Wミドル級世界戦

 岩佐亮佑(セレス)の世界挑戦が行われた米国・ニューヨークのバークレイズ・センターで7日(日本時間8日)、メインイベントではWBC(世界ボクシング評議会)ミドル級正規タイトルマッチ、ジャモール・チャーロ(米)vs同級5位デニス・ホーガン(オーストラリア)が挙行。さらにWBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王座決定戦、同級1位クリス・ユーバンクJr(英)vs同級3位マット・コロボフ(米)も行われた。
チャーロが2度倒しV3達成
 初回から王者チャーロが手数を出していくと、体格の小さな挑戦者ホーガンは変則気味な動きで的を絞らせなかった。しかし、4回にチャーロが左アッパーでダウンをゲット。ホーガンはさらに動き回り、チャーロはペースを上げられない中で迎えた7回、左フックで鮮やかなダウンを奪うと、立ち上がったホーガンのダメージをみてレフェリーはストップ。チャーロがワンパンチで7回28秒TKO勝利となった。
 これで暫定時代も含め3度目の防衛に成功したチャーロの戦績は30戦30勝(22KO)。奮闘するも敗れたホーガンは32戦28勝(7KO)3敗(1KO)1分となった。
ユーバンクがコロボフの棄権で暫定王座を獲得
 スーパー王者にサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)、正規王者に村田諒太(帝拳)がいる中で行われる暫定王座決定戦は唐突な終わりを迎えた。オーソドックスのユーバンク、サウスポーのコロボフは様子見で終えた初回。そして2回に入って20秒ほどで、左ストレートを放っていたコロボフが左肩の痛みを訴え、レフェリーは試合を終了を宣言。2回34秒TKO勝利でユーバンクが暫定王座獲得となった。
 あっけない結末で世界王座を獲得したユーバンクJr.の戦績は31戦29勝(22KO)2敗。負傷に寄るTKO負けとなったコロボフは32戦28勝(14KO)3敗1分とした。

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