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[海外ファイト]2019.10.14

10月後半の海外注目ファイト

[10月の注目ファイト]
※選手の負傷などにより試合が中止、あるいはカードが変更になる場合あり※日時は現地時間

■10月18日 フィラデルフィア(米国ペンシルベニア州)
WBC、IBF世界Lヘビー級王座統一戦
オレクサンデル・グウォジク(ウクライナ)vsアルツール・ベテルビエフ(露)

ウェルター級10回戦
クドラティーロ・アブドカホロフ(ウズベキスタン)vsルイス・コラーゾ(米)

■10月19日 ニューカッスル(英国)
WBA世界Sライト級挑戦者決定戦
ルイス・リッツォン(英)vsロビー・デービス(英)

■10月19日 シャルルロア(ベルギー)
WBA世界クルーザー級暫定王座決定戦
リヤド・メルフィー(コートジボアール/ベルギー)vsイムレ・セロ(ハンガリー)

■10月25日 南アフリカ
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)vsシンピウェ・コンコ(南ア)

■10月26日 ロンドン(英国)
WBA、IBF世界Sライト級王座統一戦(WBSS決勝)
レジス・プログレイス(米)vsジョシュ・テイラー(英)

ヘビー級12回戦
ジョセフ・パーカー(NZ)VSディレック・チゾラ(ジンバブウェ/英)

ライト級12回戦
リッキー・バーンズ(英)VSリー・セルビー(英)

■10月26日 レディング(米国ペンシルベニア州)
WBC世界Sウェルター級挑戦者決定戦
エリクソン・ルビン(米)vsSテレル・ガウシャ(米)

Sライト級10回戦
ロバート・イースター(米)vsアドリアン・グラナドス(米/メキシコ)

■10月26日 リノ(米国ネバダ州)
WBO世界フェザー級王座決定戦
シャクール・スティーブンソン(米)vsジョエト・ゴンザレス(米)
 
WBSS Sライト級決勝戦は米英全勝対決
[ボクモバ10月後半推薦カード]
■10月26日 ロンドン(英国)
WBA、IBF世界Sライト級王座統一戦(WBSS決勝)
レジス・プログレイス(米)vsジョシュ・テイラー(英)

 26日(日本時間27日)には英国ロンドンのO2アリーナで「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」シーズン2のSライト級決勝戦が行われる。WBA王者のレジス・プログレイス(30=米国)とIBF王者のジョシュ・テイラー(28=英)が拳を交えるもので、勝者が2団体の統一王者になる。
 プログレイスはアマチュア時代には際立った実績を残せなかったが、12年4月にプロ転向を果たしてからは24戦全勝(20KO)の快進撃を続けている。昨年3月にはWBC暫定王座を獲得し、今年4月にはキリル・レリク(ベラルーシ)を6回TKOで下してWBA王者になった。身長173センチ、リーチ170センチとこの階級では決して大きくはないが、左構えから上体を柔軟につかって左ストレート、左フック、右フックを顔面とボディに打ち分けてKOの山を築いてきた。もちろんパンチの破壊力は十分にあるが、それ以上に当て勘の優れた巧打者という印象だ。一時はWBSSの運営に反発して決勝をボイコットする姿勢を示したが、歩み寄りをみせて英国のリングに上がることになった。
 IBF王者のテイラーも15戦全勝(12KO)の新進気鋭で、英国スコットランドでの期待と注目は大きなものがある。こちらも80パーセントのKO率を誇るサウスポーだが、身長178センチ、リーチ177センチとプログレイスよりも体格に恵まれている。立ち位置を変えながら右ジャブ、右フックで煽り、左ストレートを上下に散らす攻撃スタイルを持っている。アマチュア時代には12年ロンドン五輪に出場した実績を持っており、その点ではWBA王者の上を行く。プロでは今年5月にイバン・バランチク(ベラルーシ)を12回判定で下して戴冠を果たしたが、それ以前にも世界ランカーのオハラ・デービース(英国)、元世界王者のミゲール・バスケス(メキシコ)とビクトル・ポストル(ウクライナ)に完勝。WBSS準々決勝ではライアン・マーティン(米国)に7回TKO勝ちを収めている。
中近距離での戦いに持ち込みたいプログレイス、中長距離を保って戦いたいテイラー。まずは距離を巡る攻防に注目したい。上体を柔軟につかいながら接近を図るWBA王者を、テイラーが右ジャブからの左ストレートで突き放せるかどうか。オッズは3対2でプログレイス有利と出ているが、英国での試合ということを考えると五分と五分といえよう。
ルビンのスピードとパワーが五輪戦士の技巧を凌駕するのか
■10月26日 レディング(米国ペンシルベニア州)
WBC世界Sウェルター級挑戦者決定戦
エリクソン・ルビン(米)vsSテレル・ガウシャ(米)

 プログレイス対テイラーが行われる26日(日本時間27日)、米国ペンシルベニア州レディングではSウェルター級とバンタム級のWBC挑戦者決定戦が挙行される。特にバンタム級には、5月に井上尚弥(26=大橋)に2回TKO負けを喫した前IBF王者のエマヌエル・ロドリゲス(27=プエルトリコ)が出場するため、日本のファンにとっても気になるところだ。
 まずはSウェルター級のWBC挑戦者決定戦、2位のエリクソン・ルビン(23=米国)対テレル・ガウシャ(32=米国)戦から。サウスポーのパンチャー、ルビンは2年前にジャーメル・チャーロ(米国)の持つWBC王座に挑戦したが、そのときはチャーロの右を浴びてダウン、10秒以内に立ち上がれず161秒でKO負けを喫した。以後は3連続TKO勝ちでWBC2位まで再浮上してきた。勝てばトニー・ハリソン(米国)への指名挑戦権が手に入る。22戦21勝(16KO)1敗。
 一方のガウシャは12年ロンドン五輪ミドル級ベスト16で、プロ転向後は23戦21勝(10KO)1敗1分の戦績を残している。唯一の敗北は2年前、チャーロ対ルビンと同じイベントでWBA王者のエリスランディ・ララ(キューバ/米)に12回判定負けを喫したもの。14ヵ月後の再起戦では1回TKO勝ちを収めたが、今年5月のオースティン・トラウト(米国)戦は10回引き分けに終わっている。テクニックには定評があるが、決め手に欠ける傾向がある。ルビンのスピードとパワーが五輪戦士の技巧を凌駕しそうだ。
俊英スティーブンソンが初の王座獲得を狙う
■10月26日 リノ(米国ネバダ州)
WBO世界フェザー級王座決定戦
シャクール・スティーブンソン(米)vsジョエト・ゴンザレス(米)

 同じく26日(日本時間27日)に米国ネバダ州リノで行われるWBO世界フェザー級王座決定戦も興味深い試合だ。この王座はオスカル・バルデス(メキシコ)が持っていたが、Sフェザー級に転向するために返上。それを受けトップランク社傘下の1位シャクール・スティーブンソン(22=米国)とゴールデンボーイ・プロモーションズ傘下の2位ジョエト・ゴンザレス(試合時26歳=米国)に決定戦のチャンスがまわってきた。
 スティーブンソンはアマチュア時代に世界ジュニア選手権や世界ユース選手権で優勝したほか、16年リオデジャネイロ五輪でバンタム級銀メダルを獲得するなど輝かしい実績を残してプロに転向。この2年半で12戦全勝(7KO)をマークしている。特に直近の1年は強豪との対戦をクリアして力をつけた印象だ。元世界ランカーのビオレル・シミオン(ルーマニア)を1回TKOで屠ったあと、次戦でWBC米大陸王座とIBFインターコンチネンタル王座を獲得。さらに今年4月には伊藤雅雪(横浜光)と世界王座決定戦で拳を交えたクリストファー・ディアス(プエルトリコ)にも圧勝してNABOフェザー級王座をコレクションに加えた。7月には同じく世界挑戦経験者のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)から3度のダウンを奪って3回KO勝ちを収めている。素早い足の動きとハンドスピード、長い距離から放つ左ストレートなどが特徴的なサウスポーで、近い将来の軽中量級の核になる存在として期待されている。
 対するゴンザレスは両ガードを顔の脇に置いた構えから左ジャブ、左フック、機を見てシャープな右ストレートを打ち込んでくる右ボクサーファイターだ。ロングを含めた右アッパーも武器のひとつといえる。こちらも12年7月のプロデビューから23連勝(14KO)の快進撃を続けている。のちに世界挑戦するラファエル・リベラ(メキシコ)や元世界王者ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)、世界ランカーのマヌエル・アビラ(米国)といった強豪を下すなど実績も十分だ。さらにスティーブンソンの前のNABO北米王者という縁もある。
 これまでの試合を見る限りゴンザレスは序盤で相手の出方をうかがう傾向があるため、そこを突いてサウスポーのスティーブンソンが手足のスピードを生かして試合をリードする可能性が高い。そのうえで遠い距離から左ストレートを狙って飛び込む機会を狙うことになりそうだ。ゴンザレスの右は切れがあるだけに要注意だが、その前のスティーブンソンの右ジャブが機能していれば簡単に迎撃されることはないとみる。

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