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[海外ニュース]2019.10.7

エドワーズがWBCフライ級王座を返上

 WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者のチャーリー・エドワード(英)が同王座の返上を発表した。減量苦が理由として今後はスーパーフライ級で2階級目を狙っていく。WBCから再戦指令の出ていたフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)との対戦は消滅となった。
エドワーズvsマルティネス
 エドワードは今年8月31日に地元英国で開催された2度目の防衛戦で、指名挑戦者のマルティネスと対戦。試合は3回にマルティネスがボディを効かさせエドワーズはキャンバスに膝をついた。するとマルティネスは追撃の左フックを打ち込んでしまい、崩れ落ちたエドワーズはそのままカウントアウト。最初はマルティネスの王座奪取とコールされるも、その後に反則打をリプレイで確認したWBCは、無効試合の裁定にリング上で変更する後味の悪い結末となった。
マルティネスを回避?
 その後、WBCは両選手のダイレクト・リマッチの指令を出していたところ、エドワーズは返上を決断することになった。初戦の対戦前、エドワーズの防衛は厳しいと一部で言われていた通りの試合内容になったこともあり、再戦を回避されたとみられても仕方のない返上劇となった。
WBCフライ級3位には中谷潤人
 WBCフライ級は現在1位がマルティネス、2位に前王者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)がいる。続く3位には5日に元世界王者のミラン・メリンド(フィリピン)を相手に6回TKOで完勝した中谷潤人(M.T)が待ち構える形だ。
 中谷はその他にWBA2位、WBO3位、IBF9位と、すべてのフライ級ランクに入り、世界初挑戦のタイミングを伺っており、今後のWBC王座の行方が気にかかるところだ。

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