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[海外ファイト]2019.10.5

10月前半の海外注目ファイト

[10月の注目ファイト]
※選手の負傷などにより試合が中止、あるいはカードが変更になる場合あり※日時は現地時間

■10月5日 ニューヨーク(米国ニューヨーク州)
IBF世界ミドル級王座決定戦
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)vsセルゲイ・デレビャンチェンコ(ウクライナ)

Sライト級10回戦
イバン・バランチク(露/ベラルーシ)vsガブリエル・ブラセロ(米/プエルトリコ)

■10月11日 ベルファスト(英国)
テリー・フラナガン(英国)vsマイケル・アンサー(ガーナ)

■10月12日 シカゴ(米国イリノイ州)
ヘビー級12回戦
オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)vsタイロン・スポーン(スリナム/オランダ)

WBA世界Lヘビー級タイトルマッチ
ドミトリー・ビボル(キルギス/露)vs相手未定

■10月13日 リーズ(英国 )
IBF世界フェザー級タイトルマッチ
ジョシュ・ウォーリントン(英)vsソフィアン・タコウシュ(仏)

■10月18日 フィラデルフィア(米国ペンシルベニア州)
WBC、IBF世界Lヘビー級王座統一戦
オレクサンデル・グウォジク(ウクライナ)vsアルツール・ベテルビエフ(露)

ウェルター級10回戦
クドラティーロ・アブドカホロフ(ウズベキスタン)vsルイス・コラーゾ(米)

■10月19日 ニューカッスル(英国)
WBA世界Sライト級挑戦者決定戦
ルイス・リッツォン(英)vsロビー・デービス(英)

■10月19日 シャルルロア(ベルギー)
WBA世界クルーザー級暫定王座決定戦
リヤド・メルフィー(コートジボアール/ベルギー)vsイムレ・セロ(ハンガリー)

■10月25日 南アフリカ
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)vsシンピウェ・コンコ(南ア)

■10月26日 ロンドン(英国)
WBA、IBF世界Sライト級王座統一戦(WBSS決勝)
レジス・プログレイス(米)vsジョシュ・テイラー(英)

ヘビー級12回戦
ジョセフ・パーカー(NZ)VSディレック・チゾラ(ジンバブウェ/英)

ライト級12回戦
リッキー・バーンズ(英)VSリー・セルビー(英)

■10月26日 レディング(米国ペンシルベニア州)
WBC世界Sウェルター級挑戦者決定戦
エリクソン・ルビン(米)vsSテレル・ガウシャ(米)

WBC世界バンタム級挑戦者決定戦
エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)VSラウシー・ウォーレン(米)

Sライト級10回戦
ロバート・イースター(米)vsアドリアン・グラナドス(米/メキシコ)

■10月26日 リノ(米国ネバダ州)
WBO世界フェザー級王座決定戦
シャクール・スティーブンソン(米)vsジョエト・ゴンザレス(米)
返り咲き狙うGGG
[ボクモバ10月前半推薦カード]
■10月5日 ニューヨーク(米国ニューヨーク州)
IBF世界ミドル級王座決定戦
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)vsセルゲイ・デレビャンチェンコ(ウクライナ)

 まずは5日(日本時間6日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われるIBF世界ミドル級王座決定戦、元3団体統一王者の「GGG」ことゲンナディ・ゴロフキン(37=カザフスタン 41戦39勝35KO1敗1分)対IBF1位のセルゲイ・デレビャンチェンコ(33=ウクライナ 14戦13勝10KO1敗)に注目したい。
 04年アテネ五輪銀メダリストでもあるゴロフキンは06年5月にプロ転向を果たし、10年8月から18年9月までミドル級の世界王座を20度防衛した実績を誇る。初防衛戦からV17まではKOで片づけており、これは77年から83年にかけてWBC世界Sバンタム級王者のウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)がマークした17連続KO防衛に並ぶ記録だ。またV20はバーナード・ホプキンス(米国)と並ぶミドル級最多防衛記録でもある。そんなゴロフキンだが直近の5戦に限定してみれば3勝(2KO)1敗1分で、数字からも以前の勢いは感じられない。中身を見てもサウル・カネロ・アルバレス(29=メキシコ)とは1敗1分、ダニエル・ジェイコブス(32=米国)戦も接戦だった。2KOは格下をパワーでねじ伏せた印象が強い。いまでもアルバレスと同等の評価を保ってはいるが、37歳という年齢と13年のプロキャリアを考えると、いつどの試合で歴戦の疲労が出ても不思議ではない状況といえる。
立ち塞がるのはアマで活躍したデレビャンチェンコ
 デレビャンチェンコは08年北京五輪に出場するなどアマチュアで活躍後、14年7月に米国でプロデビューした。ちょうどゴロフキンが11度目の防衛を果たしたころだ。デレビャンチェンコは元王者のサム・ソリマン(豪)やIBF1位のトゥレアノ・ジョンソン(35=バハマ)らを倒して指名挑戦権を獲得し、昨年10月にはジェイコブスとの王座決定戦に臨んだが、初回のダウンが響いて僅差の判定負け。IBF王座を取り逃した。再起戦では元王者のジャック・クルカイ(33=エクアドル/独)に12回判定勝ちを収め、再びIBF最上位にランクされている。ゴロフキンほどではないが、こちらも強打が売りの攻撃型選手だ。
 4対1のオッズが示すようにゴロフキン有利のカードであることは間違いない。いつものように正確で破壊力のある左ジャブで相手をコントロールし、ガードの合間から右ストレートを通すことができれば、追撃の左ボディブロー、ショートのフックやアッパーで攻め落としてしまう可能性がある。その一方、デレビャンチェンコに主導権を握られて後手にまわるようだと苦戦を覚悟しなければなるまい。この数戦でゴロフキンが終盤に失速している点も不安材料といえる。
H級転向初戦に臨むウシク 相手は14戦全勝13KO
■10月12日 シカゴ(米国イリノイ州)
ヘビー級12回戦
オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)vsタイロン・スポーン(スリナム/オランダ)

 ゴロフキン対デレビャンチェンコから1週間後の12日(日本時間13日)、米国イリノイ州シカゴでは元4団体統一世界クルーザー級王者のオレクサンデル・ウシク(32=ウクライナ 16戦全勝12KO)がヘビー級転向初戦に臨む。相手のタイロン・スポーン(34=スリナム/オランダ 14戦全勝13KO)は世界的には無名だが90パーセントを超すKO率を誇る強打者だけに、ウシクにとっては気が抜けない試合になりそうだ。
 アマチュア時代に12年ロンドン五輪ヘビー級で金メダルを獲得し、翌年11月にプロ転向後はクルーザー級で4団体の王座を統一するなど数々の勲章を手にしているウシクは「重量級のワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ 3団体統一世界ライト級王者)」と呼ばれるように、巧みな位置どりから繰り出す多彩なパンチに定評がある。超大型化が顕著な現在のヘビー級にあって身長190センチ、リーチ198センチのウシクは目立つ体格ではないが、スピードとテクニックは群を抜いているものと思われる。12ラウンドを4度も戦いきっているようにスタミナも旺盛で、相手国で戦うことを厭わない精神的な強さもある。最重量級での成否は相手の圧力への抗戦や被弾した際の耐久力などにかかっているといえよう。
キックボクシング、総合格闘技出身のスポーン
 WBC22位にランクされるスポーンは南米スリナムの首都パラマリボ出身でオランダ国籍を持つが、現在は米国フロリダ州マイアミを活動拠点にしている。キックボクシングや総合格闘技で85戦(76勝)したあと15年3月に国際式ボクシングに転向。以来、WBCとWBOの中南米王座を獲得するなど4年半に14連勝を飾っている。
 正面から圧力をかけて左ジャブから左フック、機を見て右を打ち込むことが多い。思いのほか正攻法のボクシングだ。
 スピード、テクニック、経験値、スタミナなど総合的な戦力で勝るウシクの有利は絶対的なものといえるが、一発で勝負が決する、あるいは流れが変わることが多いヘビー級だけに元クルーザー級王者も油断は禁物だ。それでもデオンタイ・ワイルダー(33=米国)、アンディ・ルイス(30=米国)、アンソニー・ジョシュア(29=英国)、タイソン・フューリー(31=英国)らヘビー級トップ選手にアピールするためにも、ウシクには豪快なKO勝ちが求められる。
グウォジク対ベテルビエフ 全勝同士のLH級王座統一戦
■10月18日 フィラデルフィア(米国ペンシルベニア州)
WBC、IBF世界Lヘビー級王座統一戦
オレクサンデル・グウォジク(ウクライナ)vsアルツール・ベテルビエフ(露)

 18日(日本時間19日)、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われるLヘビー級王座統一戦も見逃せない試合だ。17戦全勝(14KO)のWBC王者オレクサンデル・グウォジク(32=ウクライナ)と、14戦全KO勝ちのIBF同級王者アルツール・ベテルビエフ(34=露)が雌雄を決するもので、KO決着間違いなしのカードだ。
 グウォジクは12年ロンドン五輪Lヘビー級で銅メダルを獲得後、トップランク社と契約を交わしてプロに転向した。5年半に17個の白星を並べてきたが、16年7月のトミー・カーペンシー(米国)戦ではクリンチ際に右を浴びてダウンを喫するなど危ない橋も渡ってきた。昨年3月に暫定王座を獲得し、12月にはV9王者のアドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)を11回でKO、正王者に昇格した。一見すると派手さは感じられないが、正確な左ジャブで相手をセットしておいて右を繰り出す正攻法のボクシングで勝ち進んできた。テクニックに加えパンチ力もある。
 IBF王者のベテルビエフも08年北京大会、12年ロンドン大会と2度の五輪出場を果たしている元トップアマだが、戦闘スタイルは荒々しい。戦績が示すとおり「豪腕」という表現が似合う強打者で、強引に距離を潰してハンマーのような左右を叩きつけてけりをつけるタイプだ。攻め急ぐあまりディフェンスの甘さを突かれてダウンを喫したこともあるが、立ち上がって逆転している。自身の故障のほかマネージメント、プロモートの件で摩擦が生じ試合間隔が間延びしていたが、トップランク社と契約したことで今回の大きな試合がセットされた経緯がある。
 この試合は予想が難しい。ベテルビエフの速攻が功を奏してIBF王者が1回KO勝ちすることも考えられるし、逆にグウォジクがカウンターを合わせて初回で倒してしまう可能性もある。どちらが勝つかはともかく中盤のKOも終盤のKOもあり得るカードだ。あえてカギを探るとしたら、攻撃偏重のベテルビエフのボクシングをグウォジクが捌けるかどうかということになるだろうか。仮に短い勝負になったとしてもボクシングの醍醐味を存分に味わえる試合になるだろう。

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