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[発表会見]2019.10.1

メイウェザーに続き、ビッグネームが日本参入

 元WBA・WBC・IBF3団体統一世界ヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールド(56=米)が1日に都内で会見を開き、日本で主に格闘技イベントのビジネス展開を目的とした「HOLYFEILD JAPAN」を設立すると発表した。
HOLYFEILD JAPANを設立
 すでに5階級制覇王者フロイド・メイウェザーJr(42=米)が、今年の入り同様の趣旨で「TMT(THE MONEY TEAM)JAPAN」を設立したが、ホリフィールド氏も今後、日本のカジノを含む総合型リゾート(IR)、また中国で格闘技イベントが盛んになることを見越してのビジネス参入となる。
米国からファイターを招聘したい
 14年6月の引退から5年が経過するホリフィールド氏だが、マイク・タイソン(米)を破り、ヘビー級の黄金期を築いたレジェンドのオーラは健在。会見場に姿を現すと、ゆったりとした口調で「引退後も世界各地でチャリティイベントを行ってきたが、特別な縁で日本でビジネスを始めることになった。格闘技で日本を元気にしたい」と挨拶し、来年3月に日本で開催を目指す「HOLYFEILD JAPAN」の格闘技イベントで、エキシビジョンマッチのリングに上がると明かした。
来年3月には自らリングに上がる
 また、今回の来日は先月の台風で被害に見舞われた千葉・房総半島を訪問することもひとつの目的で、「自分の目で被害の状況を確認し、どんな支援ができるのかを考えていきたい。10月に米国で行うチャリティイベントで寄付を募る」と話した。
 3度目の来日となるホリフィールド氏はサービス精神も旺盛で、会見後の写真撮影ではシャドーボクシングを披露。現役復帰の可能性はきっぱりと否定したが、「若い世代ためにできることを考えていきたい。母から教えられた『諦めない精神』を繋いでいきたい」と強調した。

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