サルダールが敵地プエルトリコで前日計量

　WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者ビック・サルダール(フィリピン)のV2戦が、24日(日本時間25日)指名挑戦者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)の母国プエルトリコ・サンファンのプエルトリコ・コンベンション・センターで開催される。その前日計量のため23日、サルダールが3戦連続でアウェイの地で秤に臨んだ。

　ミニマム級リミットの47.6kgを王者サルダールは600gアンダーの47.0kgで合格。対する指名挑戦者のメンデスは300g少ない47.3kgでパスした。
　サルダールは昨年7月に神戸で山中竜也(真正→引退)を判定で下し世界初載冠。さらに今年2月には後楽園ホールで、谷口将隆(ワタナベ)に判定勝利で初防衛に成功した。母国プエルトリコで世界初挑戦に挑むメンデスは、昨年3月に初敗北を喫するも、その後は4連勝とランキングを上げ指名挑戦者としてチャンスを掴んだ。プエルトリコ・ベスト・ボクシングがプロモートを行う。