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[ニュース]2019.8.24

角海老宝石の移籍組が次戦をアピール

 角海老宝石ジム主催の「SLUGFEST.10」が23日に後楽園ホールで開催され、セミファイナル前にWBOアジアパシフィック・フライ級王者の阪下優友(28)をはじめ、次戦が決定した同ジムの主力選手がリングに上がり抱負を語った。
 次回10月21日(月)に行われる「SLUGFEST.11」は、阪下の初防衛戦をメインに、セミには日本スーパーライト級1位のアオキ・クリスチャーノ(30)が出場する日本同級挑戦者決定戦、アンダーカードには日本ウェルター級6位の長濱陸(27)のノンタイトル8回戦がセットされた。
阪下はとよはしジムから6年前に移籍
 5月に大阪で念願のタイトルを獲得した阪下は、同級4位の望月直樹(横浜光)を迎えての初防衛戦に向け、「望月選手には3年前の対戦で敗れているので、しっかりリベンジをはたし、ベルトを守りたい」と拳を握った。
昨年駿河ジムから移籍したアオキ
 続けて来年の日本タイトル指名挑戦権を同級2位の永田大士(三迫)と争うアオキ・クリスチャーノ(30)は、「必ず面白く、迫力のある試合をします。そして俺が必ず勝ちます。ホールに観に来てください、オス!」と力強くアピールした。
長濱は白井・具志堅ジムから今年移籍
 日本スーパーライト級6位の木村文祐(JM加古川)と契約体重で対戦する長濱は、「移籍してまだ半年ですが、早くベルトがほしいのでスーパーライト級、ウェルター級で今年、来年は暴れます」と意気込んだ。
ブランクを経て大阪から上京した太尊
 また、7月のOPBF東洋太平洋ミドル級王座決定戦で細川チャーリー忍(金子)と引き分け、10月11日に再戦が決まった太尊康輝(26)は、「必ず勝って、次に同じ大阪出身の日本王者、竹迫司登選手(ワールドスポーツ)との統一戦に繋げる。そこで誰が一番強いのか証明します」と誓いを立てた。
ジムを渡り歩き復活した渡部
 最後に今月11日、韓国でOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を獲得した渡部あきのり(34)も姿を見せ、「ベルトを獲って帰ってきました」と挨拶。最高の練習環境を与えられ、結果を出すことができたと喜び、「夢へのスタートラインに立てたので、今後はベルトを守り、その先に行けるよう精進していきます」と話した。
 角海老宝石ジム躍進の確かな原動力となっている移籍組。今後の活躍にも注目だ。

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