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[試合後会見]2019.8.3

感動の打ち合い! 日本ミドル級王座戦

 日本ミドル級タイトルマッチ、王者の竹迫司登(27=ワールドスポーツ)対同級1位の加藤収二(28=中野サイトウ)が3日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」のメインイベントで行われた。今年3月の対戦で三者三様の引き分けでダイレクトリマッチとなった一戦、果たして完全決着はついたのか――。
竹迫が死闘を制した
 立ち上がりは竹迫が距離を潰して右ボディアッパーから左ボディを叩つけて攻勢。サウスポー加藤はロープを背負い苦しい場面が続いた。その後も竹迫はジャブから組み立てると強弱をつけながら着実にダメージを与えた。劣勢の加藤だったが、5回に右フックでグラつかせると連打を浴びせてダウン寸前まで追い込む。しかし、竹迫もここを踏ん張り強気に打ち返した。前半終了時の公開採点は49-46×2、50-46×1で竹迫がリード。7回も竹迫が上下に打ち分けると、細かいパンチを浴びせるが、加藤は驚異の粘りを見せてと左右のショート連打で会場を沸かせた。8回、竹迫はロープに追い込んでありったけのパンチをぶつけて攻勢。加藤はゴングと同時に崩れ落ちたが、レフェリーはゴング後としてダウンを取らず。しかし、この回のインターバルで加藤陣営が棄権し、試合終了となった。
右が流れないことを意識した
 3度目の防衛に成功した竹迫は、「冷静に試合をすることを心掛けた。前回より距離が遠く感じずジャブがよく当たった。細かい連打の中でのボディ打ちが自然と出た。自分のパンチが効かないことも想定して焦らず戦った」と冷静に言葉を発した。
チームで竹迫をサポート
 竹迫を担当する藤原俊志トレーナーは、「相手はこちらのパンチを逃がすのが上手いので、コツコツ当てていくように指示を出した」とコメント。さらに齊田竜也会長は、「最初の3ラウンドが勝負だと思った。(竹迫は)前回ダメだったところをしっかりと修正していた。藤原トレーナーを筆頭にチーム一丸となってサポートしたので、後は竹迫を信じるだけだった。"漢"竹迫はよくやってくれた」と会心の勝利を喜んだ。
 この試合で王座防衛とともにOPBF東洋太平洋同級指名挑戦権も手にした竹迫。今後の展望を聞かれた齊田会長は、「OPBF王座を狙わせたい。いずれは世界に行かせたいので、焦らずキャリアを積ませていきたい」と語った。
再びチャンピオンを目指すと加藤
 一方、再び剛腕王者と激しい打ち合いを繰り広げるも、最後は齊藤一人会長の決断により棄権した加藤。診察を終え控室に戻ると試合を振り返り、「前回よりも(竹迫が)遠い距離で仕掛けてきたのを対応しきれず、手数を落とした。5回はチャンスだったが、力が入り過ぎたところもある。最後は連打を効かされた。応援は完璧だったが、自分がそうではなかった」と肩を落とした。それでも齊藤会長は「まだ戦いたいと言う加藤を止め、今後のことを考えて棄権した。ここで終わる選手ではない」と労い、「A級に上がってからのダメージが多いので、少し休んでから再起させたい」と再出発を誓った。
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