福原辰弥 タイで快挙なるか!?

　元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者の福原辰弥(30=本田フィットネス)が明日31日、タイ国チャチェンサオでWBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級王座に挑む。その前日計量がバンコク市内で行われ、王者ワンヒン ミナヨーティン(タイ)が47.5kg、福原が47.6kgで1発クリアした。

　両者は17年11月に対戦し、前回は116-112,118-110,117-113の判定3-0でワンヒンが8度目の防衛に成功した。ワンヒンは今回が11度目の防衛戦となり、勝てば52戦全勝(18KO)の連勝記録を更新することになる。日本人男子のタイでの世界戦は23敗1分といまだ勝ち星がないだけに福原の圧倒的不利は予想されるが、「明日は万全の状態で挑み、全力を出し切ってベルトを持って帰ってきます!」とコメントを寄せたサウスポーファイターの歴史的勝利を期待したい。