ストロング小林佑樹が再び立ち上がる

　WBOアジアパシフィック・バンタム級5位のストロング小林佑樹(27=六島)が25日に大阪市内のジムで前日計量に臨んだ。小林は明日の26日(日)に大阪市立大学第二体育館でWBOアジアパシフィック同級王者のベン・マナンクィル(27=比)に挑戦する。計量を無事にパスした小林は決戦に向けて闘志を燃やした。

　小林は100gアンダーの53.4kgでクリア。横に並んだチャンピオンの印象を聞かれると、「想像していたより小さいなと思った。ただ、日本で勝っている選手なので強いのは間違いない。経験を活かしてガンガン前に出て打ち合いに持ち込む」とコメント。昨年12月のOPBF王座決定戦からの再起戦で再びチャンスを得た小林は、ここが正念場だと決意を口にした。今回からトレードマークだった髭を剃り大一番を迎える。
　一方のマナンクィルはこれが初防衛戦となる。リミットちょうどの53.5kgで計量を終えると、「明日はベストを尽くします」と手短に話した。