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[試合後談話]2019.5.19

ふじさんめっせは激闘の連続

 年に一度の富士山ボクシングまつり「駿河男児Desafio〜賞金マッチ」が19日に静岡・富士市内のふじさんめっせで開催され、メインの59.5kg契約8回戦でWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級14位の市川大樹(23=駿河男児)と日本同級7位の杉田聖(29=奈良)が激突。地元選手の市川の奮闘に会場は大いに沸いた。
富士山をバックに再起を喜んだ杉田
 まずは昨年10月の日本王座挑戦者決定戦以来の再起戦となった杉田がジャブで先制し、テンポの良い攻撃でリズムを掴むが、日本ランクを狙う市川も2回に入ると強打で対抗し、杉田を打ち合いに引きずり込んだ。4回には杉田の連打でダウン寸前にまで追い込まれるが、耐えては大振りの左右を返し、逆襲に転じる場面もあった。だが、続く5回もワンツー、ボディで押し込まれると最後は右ストレートを痛打されレフェリーストップ。同時に力尽き、コーナーでしゃがみ込んだ。
 敵地での再起戦を勝利で飾り、KO賞を獲得した杉田は「しんどかった」と胸を撫でおろし、「気持ちの強い相手に手数をよく出せたと思う。課題はまだあるが、これをきっかけにタイトル戦線に浮上したい」と3度目のタイトル挑戦を見据えた。
左:堀池の善戦が光ったが…
 また、セミで行われた日本スーパーバンタム級8回戦では、日本同級19位の堀池雄大(34=帝拳)が格上のOPBF東洋太平洋同級シルバー王者の古橋岳也(31=川崎新田)にアタック。試合は静岡県浜松市出身の堀池が右ストレート、右アッパーで古橋を後手にさせたが、古橋も終盤に日本上位ランカーの実力を発揮し、8回に右ストレートでダウンを奪うと攻勢に転じ、レフェリーストップを呼び込んだ。
古橋が上位ランカーの力を発揮
 これで7連勝となった古橋だが、試合後は「長い距離での戦いを想定していたので、あえて打ち合わずにワンツーで勝負する作戦だった。それもあり、試合中に迷いが出て、行くにいけない場面が続いてしまった」。「ポイントでは厳しいと思っていたので、TKO勝ちができてホッとしているが、この内容では次にタイトル戦とは言い難い」と反省の弁が続いた。
左:村地 右:タブゴン
 さらに駿河男児ジムのホープ、3戦全勝(3KO)の村地翼(22=駿河男児)は、第8試合の53.0kg契約8回戦でWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級7位のレイモンド・タブゴン(28=比)と対戦。序盤から右ストレート、左ボディが冴えた村地は、後半に入り拳を痛めたが、ポイントアウトのボクシングに切り替え大差の判定勝ち。試合後は「アクシデントはあったが、落ち着いて8ラウンドを戦い抜いたことは大きな収穫」と声を弾ませ、「チャンスがあれば年内でもタイトルに挑戦したい」と意欲を示した。
左:前島会長と村地は年内の挑戦も視野に
 毎回趣向を凝らした屋外の催しで来場者を楽しませる同大会は8回目を数え、今年は最多の2300人を集客。主催者の駿河男児ジム前島正晃会長はリング上で地元ファンと関係者に感謝し、「いずれはこの街から世界チャンピオンを誕生させたい」と夢を膨らませた。

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