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[前日計量]2019.4.30

令和初日の後楽園ホールはアンダーカードも注目

 新元号初日の後楽園ホールで開催される「DANGAN223」の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。チャンピオンカーニバル屈指の好カード、日本フェザー級王者の源大輝(28=ワタナベ)対同級1位の阿部麗也(26=KG大和)の日本王座戦をメインに、セミファイナルには10年度全日本スーパーバンタム級新人王のコーチ義人(28=Reason大貴)と年内のタイトル挑戦を目指す丸田陽七太(21=森岡)のフェザー級8回戦が、第4試合には前日本ユース王者の大保龍斗(24=横浜さくら)と中部期待の矢吹正道(26=緑)によるライトフライ級のホープ対決と、令和の幕開けにふさわしいカードが並んだ。
 当日券は先着自由席完売、6千円席残り100枚、8千円・1万円・1万5千円席は若干枚数あり。
前回計量失格のコーチは復帰&移籍初戦
 昨年3月の試合を計量失格で中止となったコーチは、心機一転を図りジムを移籍。フェザー級に上げての初戦でいきなり元WBCユース・バンタム級王者のテクニシャン丸田とぶつかるが、鬼門の減量をリミットの57.1kgでクリアすると、「仕上がりは過去最高。身長とリーチは向こうの方が上だが、そんなことは関係ない。しっかりと対策をしてきたので、スピードでもパワーでも負ける気はしない。明日のリングを楽しみにしてください」と自信を示した。
年内のタイトル挑戦を見据える丸田
 一方、この日に東京入りした丸田は疲れた様子も見せず、「顔を見てください。メチャクチャ調子が良さそうでしょ。僕も過去最高の仕上がり」とニンマリ。コーチに対しては特に印象はないと話し、「いつも通りに楽しんでやるだけです。自信ですか、もちろんあります。明日はしっかりと勝って、メインの勝者に挑戦状を出したい」と先を見据えた。
左:大保 右:矢吹
 また、50.0kg契約8回戦に出場する日本ライトフライ級2位の大保は、リミットでパスすると「試合前なのにしっかりと眠れているしバッチリ。相手はもっと大きい選手かと思ったが、自分とそんなに変わらない。いつも通り練習でしたきたことを出せれば一方的になるんじゃないかな。KOで勝つと書いてください!」と自信を持って注文した。
 対し、東洋太平洋同級12位のランクを持つ矢吹は、大保を実力のある選手と認めたうえで「こんなところで負けていられない。確実に倒して勝ちます」と気合いを入れた。
 なお、第一試合に予定されていたスーパーフェザー級4回戦と第2試合の東日本新人王ライト級4回戦は中止となり、明日は全6試合で挙行。試合開始は18時に変更となった。

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