4月MVPは吉野修一郎、三迫ジムの躍進止まらず!

　東日本ボクシング協会は23日に月間賞選考委員会を開き、4月度のMVPに日本ライト級王者の吉野修一郎(27=三迫)を選出した。吉野は11日に行われた指名試合で同級1位のアクセル住吉(関門ジャパン)を7回TKOで仕留め、4度目の防衛戦をクリア。全勝記録を10(8KO)に伸ばした。

　三迫ジムは1月に日本ミニマム級王者の田中教仁(34)、2月に日本ライトフライ級王者の堀川謙一(39)と今年早くも3人目のMVPを輩出。さらに今月は、初の8回戦で元日本スーパーフェザー級王者の岡田誠一(大橋)と激闘を繰り広げ、殊勲の勝利を飾った中川兼玄(23)が新鋭賞に選ばれ、若手からベテランまで大きな存在感を示している。

　敢闘賞には暫定王者の木村隼人(29=ワタナベ)に5回TKO勝ちし、初防衛と同時に王座統一に成功した齊藤裕太(31=花形)が選出された。なお、齊藤は3ヵ月以内の指名試合を義務づけられており、三迫ジムから同級1位の鈴木悠介(30)がアタック。こちらも楽しみな一戦だ。

2019.4月度月間賞(4/23選考)
■月間最優秀選手賞
日本ライト級王者
吉野 修一郎(三迫)
対象試合:4/11 後楽園ホール
CC日本ライト級タイトルマッチ
7回TKO勝ち
対戦相手:同級1位
アクセル住吉(関門ジャパン)

■月間敢闘賞
日本バンタム級統一王者
齊藤 裕太(花形)
対象試合:4/18  後楽園ホール
日本バンタム級王座統一戦
5回TKO勝ち
対戦相手:暫定王者
木村 隼人(ワタナベ)

■月間新鋭賞
中川兼玄(三迫)
対象試合:4/8 オープン8回戦
判定勝ち
対戦相手:日本Sフェザー級9位
岡田 誠一(大橋)
 
■表彰式:2019.6.13(木) 後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」