前日計量:ムンギアvsホーガン

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が13日(日本時間14日)にメキシコ・レオン州モンテレイで凱旋防衛戦を行う。その前日計量が、12日に会場のモンテレイ・アリーナ野外特設会場で決行された。ムンギアはメキシカンの声援を受け、指名挑戦者のWBO同級1位デニス・ホーガン(アイルランド)と立ち並び秤に臨んだ。

　計量は王者ムンギア、挑戦者ホーガンとともにスーパーウェルター級リミットとなる69.8kgジャストでパスした。V4戦となるムンギアは昨年5月に米国で世界王座を獲得すると、今年1月の井上岳志(ワールドスポーツ)戦まで4戦連続、米国で世界戦を行ってきた。今回が初めて母国での世界タイトル戦となる。
　対するホーガンはオーストラリアに拠点を置いて戦うアイルランド人。同胞のIBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者のTJ・ドへニー(アイルランド)と似た背景からタイトル奪取の期待がかかる。
　試合はGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーション)がプロモート、中継はメキシコ進出を果たしたストリーミング配信サービスのDAZNが米国で、メキシコではアステカTVが行う。