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[試合後会見]2019.3.27

OPBF王座戦は技術の応酬

 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三代大訓(24=ワタナベ)が27日に後楽園ホールで開催された「DANGAN221」のメインイベントでOPBF同級シルバー王者の渡邉卓也(30=青木)を迎えて2度目の防衛戦を行った。8戦目のホープ三代と45戦目の叩き上げ渡邊の一戦は、両応援団の大声援の中ではじまると、中間距離でジャブの差し合いを見せた。
三代が中差判定で防衛に成功
 渡邉が左ボディを繰り出せば、三代は右から切り込み膝を揺らした。3回、渡邉はガードを上げながらジリジリ距離を縮めると左ボディ、さらには右フック、ロングの左アッパーを好打。4回は三代が右アッパーで顔を弾き明確にポイント奪った。4ラウンド終了時の公開採点は、38-38、39-37、40-36で三代がリード。流れを変えたい渡邉はプレスをかけて右から攻め立てるが、三代は左を軸に冷静な試合運びを展開した。6回、三代は右アッパーを効果的に決めると、ワンツーを叩き込み左目上を切り裂いた。守勢を強いられた渡邉だが8回に多彩な左で反撃。8回終了時は77-75×1、78-74×2でチャンピオンが差を広げた。後半は一歩も引かない打ち合いを見せたが、有効打で勝った三代がポイントを加点した。12回、逆転を狙う渡邉は懸命にパンチを繰り出したが、三代も譲らず2〜6ポイント差をつけて防衛を果たした。
甘さが出た
 2度目の防衛に成功した三代は、「相手の上手さは消せたと思うが、ベストとは程遠い出来だった。中盤は相手の目が死んでいなかったのでジャブでダメージを与えたが、慎重になり過ぎてしまった。アッパーとフックを切り替えながら戦ったが、ストレートを力まずに出したかった。(ストレートは)以前より格段に良くなっているが、もっとスムーズに出したい」と反省の弁が続いた。
強い相手と戦っていきたい
 三代とコンビを組んで初めてセコンドを務めた中根征司トレーナーは、「6ラウンドに倒せそうだったが、相手の気迫に押されてしまった。伸びた部分はあったが、後半はプラン通りでなかった」と語った。
 三代は今後戦いたい相手に前戦で引き分けた日本同級王者の末吉大(帝拳)、元OPBFフェザー級王者の竹中良(三迫)、元日本フェザー級王者の坂晃典(仲里)の名前を挙げた。
チャンスをくれた会長に感謝したい
 一方、約2年ぶりの日本での試合を白星で飾ることができなかった渡邉は、「相手はディフェンスとテクニックのある選手だと感じた。もっとテンポ良く戦いたかった。良いパンチを当ててからいきたくなるのが悪い癖なんですかね…」と悔しさを滲ませた。
 会見に同席した有吉将之会長は、「後半はらしさも出したがあと一歩なんだよね。このままでは終われない。あと一歩を乗り越えてほしい」と愛弟子を労うと再スタートを誓った。
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