塙英理加「必ず捕まえる」

　OPBF東洋太平洋女子ミニフライ級王者の塙英理加(UNITED)が14日(日本時間15日)、メキシコ・カンクンで記者会見と公開練習を行った。16日(日本時間17日)にWBC(世界ボクシング評議会)女子ライトフライ級王者のイセニア・ゴメス(メキシコ)に挑戦する塙は、スペイン語で挨拶をすると「必ず日本にベルトを持って帰ります!」と決意を口にした。

　これが初防衛戦になるチャンピオンのゴメスは、「相手の足が止まったところを見計らって勝負したい。KOを狙っていく」とプライドを見せた。

　記者からどのように攻略するかと聞かれた塙は、「私は日本で世界チャンピオンたちと200ラウンド近いスパーリングをしてきた。相手に足を使われても追いかけて捕まえ切る自信がある。必ず倒して勝ちます」とメキシコで知名度の高いWBO女子世界ライトフライ級王者の天海ツナミ(山木)の名前を出し、強気のコメントで返した。
　王者と初対面した塙は、「思っていたより身長が低くて細いなと思った。ボディが弱そう」と印象を語った。 

　その後はゴメスと合同での公開練習を行うと、1ラウンドのシャドーボクシング、2ラウンドのサンドバッグ打ちを披露した。