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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(協栄)が9日、日本時間10日に米国カリフォルニア州インディオで開催される正規王者レイ・バルガス(メキシコ)がシルバー王者フランクリン・マンザニラ(ベネズエラ)を迎えてのV4戦を観戦するため、2泊4日のスケジュールで日本を経った。
8日の年間表彰式
バルガスvsマンザニラの勝者と統一戦が義務づけられている亀田は、8日に行われた年間表彰式に出席し、優秀選手賞の初受賞に「嬉しい。まずは正規チャンピオンになって、来年の年間表彰でランクが上がるよう頑張りたい」と抱負を語った。
来年は賞のランクを上げる
亀田とバルガスはアマチュア時代に一度対戦し、アマ時代の亀田に唯一の土をつけた相手。亀田は「(対戦は)もう10年以上前になるが、あの時より強くなっている。身長とリーチがあって、スタミナもスピードもある素晴らしい選手。実際の試合を見てスピード、体の大きさを確認したい」と評価。その上で「明日はバルガスが勝つと思うので、次でアマ時代の借りを返したい」とリベンジに意欲を示した。