井上岳志、ムンギアとも計量一発パス

　いよいよ明日に迫った井上岳志(29=ワールドスポーツ)の世界挑戦、WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級タイトルマッチの前日計量が試合会場の米国テキサス州ヒューストン、トヨタセンターで行われ、挑戦者で同級3位の井上がリミットの69.8kgを100g下回る69.7Kg(153.6ポンド)、3度目の防衛戦となる王者ハイメ・ムンギア(22=メキシコ)が69.4Kg(153.2ポンド)で一発クリアした。この試合は、スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」で独占生中継される。

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　井上に同行した藤原俊志トレーナーによると、ムンギアはいかにも減量がきつそうで秤に乗る際もフラついていたとのこと。それでも現地のインタビューでは「今後のキャリアのため、ファンのためにも負けるわけにはいかない」と自信を示した。

　一方、井上は「この試合で自分がボクシングをスタートさせた意味が問われる」と意気込み、計量後は市内の日本食レストランに直行。まずは鍋焼うどんで腹ごしらえをした。はたして世界的に無名の井上が、31戦全勝(26KO)の新鋭王者に番狂わせを起こすことができるのか――。試合は明日朝9時からDAZNで生中継される!