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[ニュース]2018.12.20

井上尚弥が日本プロスポーツ大賞「殊勲賞」受賞

 その年に最も活躍したプロ選手や団体を各メディアのスポーツ記者の投票により選出する「日本プロスポーツ大賞受賞式典」が20日、都内のホテルで開催された。
 昨年、前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)が殊勲賞を受賞したプロボクシング界からは、第51回の今年、WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が殊勲賞とNHK賞に輝き、ダブル受賞となった。
衝撃の70秒KOで世界を驚かせた
 表彰式に出席した井上は「このような素晴らしい賞を頂き光栄です。これも大橋会長、家族やファンのおかげです」と感謝し、「来年もスポーツ界を盛り上げる一人として今年以上の活躍ができれば」と抱負を語った。5月にジェイミー・マクドネル(英)を初回KOし、3階級制覇を達成した井上は、WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)トーナメントにエントリーし、10月のWBSS準々決勝を兼ねた初防衛で元WBA同級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の70秒KOで仕留め世界を驚かせた。
 来春にはIBF王者のエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との準決勝を予定し、2019年はバンタム級最強を証明する戦いが待ち受ける。
新人賞の伊藤と功労賞の山中氏
 また、年末に初防衛戦を行うWBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)が新人賞を、WBC世界バンタム級王座を12度防衛し、今年惜しまれつつも引退した山中慎介氏が功労賞に選ばれた。なお、大賞はメジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルス所属の二刀流、大谷翔平が受賞した。
大谷さんを囲んで井上と大橋秀行会長

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