1.18 NYでアンドレイド初防衛戦

　WBO(世界ボクシング機構)ミドル級王者デミトリアス・アンドレイド(米国)の初防衛戦が決定。17日(日本時間18日)にプロモートをするマッチルーム・ボクシングが発表した。1月18日に米国・ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデン・シアターで、WBO同級8位のアルツール・アカボフ(米国)を挑戦者に迎える。

　WBOスーパーウェルター級王者だったアンドレイドは、10月に米国・ボストンで当時WBO世界ミドル級王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)に挑戦する予定だった。しかし、試合直前でサンダースがVADA(ボランティア反ドーピング機構)によるドーピング検査で、陽性反応を示し王座剥奪。急遽、同級2位のウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)との王座決定戦へ変更し、アンドレイドが4度のダウンを奪う判定勝利で2階級制覇を達成した。

　一方の挑戦者アカボフは16年12月に、そのサンダースが保持していたWBO同級王座の初防衛戦の相手に抜擢された。圧倒的不利の予想を覆す善戦をみせるも、判定で敗れている。その後3連勝で今回、2度目の世界挑戦のチャンスを得た。サウスポー同士の一戦は身長で11cm上回るアンドレイドが、持ち前のテクニックで初防衛を成功させ、統一戦実現を狙う。試合の放送はストリーミングサービス「DAZN」で行われる予定となっている。