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[前日計量]2018.12.8

日本Sフライ級王座戦は初防衛か、初戴冠か!?

 日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(27=グリーンツダ)が同級5位の橋詰将義(25=井岡)を迎えての初防衛戦が明日9日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)開催の「CRASH BOXING.16」のセミファイナルに組まれている。その前日計量が8日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で行われた。
前半がカギになると奥本
 サウスポーの二人はジムが近いこともあり、これまで何度もスパーリングを行い手の内を知り尽くした間柄。対戦が決定後、「厳しい試合になる」と話す奥本は、スーパーフライ級リミットの52.1kgを100gアンダーでクリアすると、鬼門の初防衛戦に向け「明日、必ず勝ちます」と短くコメント。決意のほどが感じられた。
橋詰はまとめる力を発揮する
 対し、キャリア18戦目でのタイトル初挑戦となる橋詰は、リミットで計量を終えると「過去最高の調整ができたし、言い訳できないくらい調子も良いです。明日は必ず僕がチャンピオンになります」と闘志を燃やした。
左:那須 右:中村
 また、この試合のアンダーで空位の日本ユース同級王座を争う那須亮祐(23=グリーンツダ)と中村祐斗(21=市野)は、那須がリミットの52.1kg、中村が51.9kgで計量を一発パスした。
いつも通りに戦うと那須
 16年度の西日本フライ級新人王の那須は、「体調はバッチリですし、減量もうまくできました。明日はいつも通り、熱くならず頑張ります」と冷静なボクシングを心がけた。
中村は2度目のユース挑戦
 一方、同年の中日本バンタム級新人王で、2度目のユース王座挑戦となる中村は、「今週初めにはリミットにいったので、今日も朝ごはんを食べてきました。明日はとりあえず勝ち、ベルトを目指した戦いをしたいと思います」と意気込んだ。

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